歴史文化あふれる岡山市北区足守でお雛様めぐり

足守町並み保存地区では「陣屋町足守町並み雛めぐり」が2023年2月7日(火)~3月25日(土)まで開催されています。お雛様に彩られた昔風情あふれる町並みを散策し、絶品カレーを食べてきました。
掲載日:2023年03月03日
  • ライター:m.k
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陣屋町足守町並み雛めぐり

岡山市中心部から北西約16kmに位置する足守の町並み保存地区一帯。旧足守藩主・木下家の庭園である近水園(おみずえん)、木下利玄生家、武家屋敷、町家が並ぶエリアがあり、江戸時代を彷彿とさせます。
普段から歴史を感じる散策ができる足守ですが、「陣屋町足守町並み雛めぐり」開催中はお雛様で彩られ、より情緒あふれる町並みとなっていておすすめです。
陣屋町足守駐車場に駐車して、東から西へ歩いて雛めぐりを楽しみました。
あちこち、民家の軒先にも雛人形が並んでいます。
明治~昭和期の貴重なひな人形から、陶器、組木で作ったひな人形、かわいらしいイラストまで、いろんなお雛様が迎えてくれますよ。

旧足守商家 藤田千年治邸

通りの一角にある豪華な建物は、旧足守商家 藤田千年治邸。
立ち寄ると、中の座敷にたくさんの七段飾り雛が飾られていました。とても華やかで、それぞれのお雛様の表情に心が和みます。
旧足守商家 藤田千年治邸は、江戸時代から明治にかけての足守の商家の暮らしを伝える貴重な建築物。醤油製造業を営んでいた当時の様子が再現されています。

備中足守まちなみ館

軒先に点々と展示されたお雛様を眺めながらさらに西へ進みます。
備中足守まちなみ館も中に入れるようになっていたので入ってみました。
様々なお雛様を眺めながら休憩できるようになっています。
こちらはタペストリーのようなお雛様です。登場人物たちの動きが感じられて、どんなストーリーなのかが気になります。
明治時代のお雛様も座っていましたよ。

足守プラザ

さらに西へ進み、足守プラザに到着しました。陶芸・木工芸などの体験ができる施設で、館内には周辺の観光情報を集めた情報コーナーや地元食材を楽しめるレストラン「洪庵茶屋」もあります。
足守プラザ内にも、7段雛からミニチュアサイズの小さなものまで、さまざまなお雛様がディスプレイされていました。
ぜひじっくりとご覧ください。

スパイスカフェRATIO

ランチ時だったので、散策中に気になった「スパイスカフェRATIO(レシオ)」に入りました。陣屋町足守駐車場の隣にあります。足守らしい古民家に「スパイスカレー」ののぼりが。
「海老キーマ風」というメニューをオーダーしました。見た目の華やかさにびっくり!
プリプリの海老が入ったキーマカレー、サラダ、ゆでたまご、水切りヨーグルト、ナッツ、果物などがワンプレートになって、様々な味わいが楽しめるひと品です。
店内には吊るし雛が飾られていましたよ。
人気店なので、席の予約をしてから雛めぐりを楽しむのもおすすめです。

緒方洪庵誕生の地

足守といえば、江戸時代末期の蘭学医として有名な緒方洪庵(おがたこうあん)が生まれた土地でもあります。
足守川の東側に「緒方洪庵誕生の地」があると知り、帰りに立ち寄りました。
大坂に適塾を開き、福沢諭吉など多くの弟子を育てた洪庵の像と石碑がありますよ。

お雛様と歴史文化に会いに足守へ

「陣屋町足守町並み雛めぐり」は2023年2月7日(火)~3月25日(土)まで開催中です。
お雛様に彩られた風情ある町並みをゆっくり散歩してリフレッシュしてみませんか。
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