定番の展望スポット①(東側) 備中松山城雲海展望台
ほとんどの方々がこの展望台を目指して 雲海を見に来ておられる。
2段に分かれた木製の展望デッキから眺めると前方に備中松山城。左が天守、右が二重櫓、そして眼下には高梁川と川に沿って広がる高梁市の市街地を望むことができる。(雲海が出た時はもちろん市街地は雲の下じゃが)
備中松山城の雲海の写真などをSNSなどでよく見かけるが、ほとんどがここからの眺めなんじゃ。
展望スポット②(東側)高陣
備中松山城雲海展望台はシーズンともなると、車も駐められぬほど多くの方が訪れる。駐めるスペースがない場合などはこちらがおすすめじゃ。 高陣は備中兵乱(戦国時代の備中での覇権争い)時、松山城の三村氏を毛利氏が攻めた際に陣をかまえたところなんじゃ。
展望スポット③(西側) 備中松山城を望む見晴らし台
展望スポット④(南側) 愛宕神社
しかしここまでの道はとても幅が狭いため 軽自動車でしか行けぬ。また近くに民家があるため マナーを守り 雲海を楽しんでいただきたい。
展望スポット⑤(南側)大久保峠駐車場
展望スポット⑥(西側) 霧の海展望の丘
前述の 備中松山城展望台に行ったが 、雲が多くて 備中松山城が雲海の中に隠れて見られなかったなどという時はこちらに来ることをおすすめする。見事な 絶景が広がっておるであろう。
展望スポット⑦(備中松山城本城より) 天守から見る雲海も格別!
雲海が出ると展望台からの写真を見てもわかるように、城の周りが全て雲で覆われる。展望がきく場所は限られるが、石垣の向こうに広がる雲海はまさに絶景じゃ。他の展望スポットで早朝雲海を堪能したあとはぜひ、ここ備中松山城に来られてみるがよかろう。濃い雲海が出ている時は9時過ぎ頃まで雲海が見られることもある。
猫城主・さんじゅーろー殿も皆のお越しを待っておられる。
雲海を見る確率を上げるには?
雲海は出やすい条件というものがあるんじゃが、それを知っておくことも肝要じゃ。
【雲海の出る条件】
■その日の天気が晴れ
■朝と日中の気温差が大きい(前日の日中と当日の朝の気温差が大きい)
■時期は10月中旬から12月上旬早朝は濃い霧が出やすい
■2・3日前に雨が降っていると尚良
上記の条件を満たしているときに行けば確率が一段と上がるはずじゃ。
✖雨の日は雲海は出ない!これも知っておくことじゃ。
AI予測と雲海ライブ映像で、 さらに確率アップ
岡山理科大学の大橋唯太教授らの研究グループの開発したもので、2023年10月より運用されたばかりなんじゃ。翌日の雲海発生確率を知ることが出来る。
【雲海出現NAVI】
三菱自動車の運用するもので、週末の雲海出現確率を知ることが出来る。
【備中松山城雲海ライブ】
高梁市観光課運用のYouTubeで午前4時から午後11時までライブ映像を配信している
このように雲海を見れるのはあなたの運次第、たまたま行った日に綺麗な雲海を見れた、見れなかったという時代ではないんじゃな!これは活用せねばな
各展望スポットへの交通手段は?
備中松山城雲海展望台行の『乗り合いタクシー』があるんじゃ。前日までの予約が必要じゃが、JR備中高梁駅から定番の展望スポット①の備中松山城雲海展望台までの往復で3,000円ととてもお得じゃ。
また、ご紹介した各展望スポットは駐車場スペースも多くあるわけではなく、早朝の時間帯ということもある。近くに民家のあるスポットもあるので、マナーを守って備中松山城の雲海展望を楽しんで頂きたいとお願い申し上げる次第じゃ。
一生に一度は見たい備中松山城の雲海!
猫城主・さんじゅーろー殿も「お待ちしておるにゃん。」と申されておりました。