バックパッカー必見!岡山駅すぐにある「KAMP」はこだわりカレーが味わえるゲストハウス!

岡山市の奉還町(ほうかんちょう)にあるゲストハウスの「KAMP」(キャンプ)。
JR岡山駅西口(運動公園口)からすぐ、奉還町商店街の路地裏にあるビルをリノベーションしたバックパッカーが気軽に立ち寄って集える場所です。
宿としての機能を備えているのはもちろんのこと、軽食やお酒を楽しめるカフェラウンジ、アウトドアグッズを中心にセレクトしたショップも併設しており「世界中の人と繋がる拠点」として、とても素敵な空間が広がっています。
今回は、オーナーこだわりのカレーも味わえる「KAMP」の魅力に迫ります!
掲載日:2023年01月31日
  • ライター:酒井悠
  • 6912 ビュー

奉還町商店街

JR岡山駅西口(運動公園口)を背にして、スポーツストリートを北に少し歩くと「奉還町」の文字が掲げられたアーケード街と交わります。

ここが「KAMP」のある奉還町商店街です。
そして、商店街の半ばまで歩くと目的の場所にたどり着きます。

第一印象は「一見すると何のお店かわからない」でした。

KAMP Backpackers Inn & Lounge

「KAMP BACKPACKERS INN & LOUNGE」と書かれた味のある立て看板!
こちらがお店の正面。窓に描かれたイラストも雰囲気がありますね。
手前にはイベントのフライヤーなどが置かれていました。

いざ、入店です!
カレーのお店というよりは、オシャレなカフェスペースといった雰囲気!

とても素敵な店内は、異国情緒が感じられるアイテムが沢山!
壁に並べられたカルチャー雑誌、飾られているアーティストの絵。

そして上から吊るされているのはカヌーボートでしょうか?
カウンター側にも、ミラーボールやタペストリー、ポスターなどが並び独特な空間になっています。

昼はオシャレなカフェラウンジ

そしてカウンター。こちらも雰囲気がありますね。

昼間はカフェ、夜はバーとして違った表情が見られそうです。
この日はミラーボールが見える一番大きなテーブルに着席しました。

オルタナティブな音楽のBGMが心地良さを演出してくれます。
テーブルの上にあった『奉還町ラプソディ』は、児童文学作家の方が書き下ろしたフィクションで、歴史がありユニークな奉還町に住む人々を子どもたちの目線で描いた作品だそうです。

こうした空間づくりも粋だなと感じました。

オーナーこだわりのスパイスカレー

さぁさぁ、噂のカレーを注文します。

カレーはチキンマサラ、キーマカレー、ポークヴィンダルの3種があります。

他にもハヤシライス、アッサムポークプレート、グリルチキンプレート、ミートボールパスタと美味しそうなラインナップが並びます!
お酒やドーナツなどのスイーツメニューにも個性を感じます。
そして、ついに噂のカレーとご対面!

今回はチキンマサラとキーマカレーの2種あいがけ、ランチドリンクセットでジンジャーエールをいただきました。

ライスの上には「サブジ」と言われる野菜の蒸し煮(インド料理の一種で、この日は季節野菜のカボチャ)が添えられていました。
カレーはオーナーの北島さんが自ら仕込むそうで、その日のバイブスで味付けが決まるのだとか。

辛いのがあまり得意ではない私にとっては、キーマカレーがかなりの辛さで首の後ろからの汗がダクダクでしたが…

なるほど!トウガラシもスパイスで入っているのですね!

辛いものが好きな人にとっては、ハマってしまう味付けかもしれません。
付け合わせのサラダもカレーとの相性も良く美味でした!

ターメリックで混ぜた大根、赤玉ねぎ、水菜、にんじんのバランスも良く、その彩りも食欲をそそります。

夜も雰囲気たっぷりのゲストハウス

ランチを終えて市内で用事を済ませた後、夜の「KAMP」に戻ってきました。
昼とは違い、夜には夜ならではの妖しさが漂っていますね。
今回宿泊したのは、本館から歩いて15秒の距離の別館でした。

こちらは共同で使うキッチン兼食事のスペース。

海外からのゲストの方が、奥のテーブルをオンラインミーティングで使っていました。
冷蔵庫、電子レンジ、フライパンや鍋、食器など、一通りのキッチングッズが揃っていました。

こちらのキッチンの他にシャワー、洗面台、トイレも共同で利用することができます。
今回宿泊したのは、ドミトリーの部屋。

上下のベッドそれぞれにプライベートカーテンが付いており、プライバシー面も安心です。 

素泊まりでベッドメイキングはセルフサービスですが、1泊3,500円から泊まれるので、とてもリーズナブルですよね。

朝も素敵な空間で目覚められる

チェックアウトは朝の10時。

ゲストハウス内で、それまでゆっくりと過ごすこともできます。

キッチンに置いてあった「take free」と書かれた無料のお茶をいただきました。

「KAMP」のロゴの入ったマグもかわいいですね。
日差しが入ってきて朝の目覚めにはちょうどいい空間だと思います。

アツアツのお茶を飲みながら、今日1日の予定をどうするかゆったりと考えてみました。
いよいよチェックアウト。

「KAMP」のカフェラウンジ(本館の1階)は、ライブやDJ、料理講座、ヨガなど様々なイベントのスペースとしても活用されているそうです。

また、イベントの際にも訪れてみたいと思いました。


【KAMP Backpackers Inn & Lounge】
所在地:岡山市北区奉還町3-1-35
TEL:086-254-1611
営業時間:カフェラウンジ/11:00~23:00
     ゲストハウス/チェックイン 16:00〜22:00、チェックアウト 10:00

奉還町商店街にはまだまだ魅力が…

明治維新後に、仕事を失った武士たちが得た退職金(奉還金)を元手に商売を始めたとされるのが、奉還町商店街の由来だそうです。
「KAMP」以外にも、古くから続くお店や、リノベーションされた雑貨店、カフェや専門店などがあり、昼も夜も魅力的にあふれたアーケード街!という印象でした。

奉還町商店街にはおもしろそうなスポットが沢山あるので、自分なりのお気に入りを見つけるため、繰り出してみるのはいかがでしょうか。
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