「語らい座 大原本邸」とは?
大原本邸では母屋などが国の重要文化財に指定されており、指定後も大原家のご当主が実際に生活していたそうです。その住宅を、2018年4月に一般公開したのが「語らい座 大原本邸」です。
「語らい座」のコンセプトと名前の由来
また、名前の「語らい座」は英語の「catalyze(触媒の役割を果たす)」に由来し、人々をつなぎ、新たな価値を生む場になることを目指しています。こうした思いを大切に築き上げられたのが、「語らい座 大原本邸」です。
倉敷川のほとり、絶好のロケーション
のれんをくぐって入館
土間 ~ふりそそぐ言葉~
土間~積みあがる必然~
よく見ると指揮者のカラヤンや画家の安井曾太郎など、皆さんもご存知の方もいますのでじっくり見てみてくださいね。
ベヒシュタイン社製のピアノ
近年、クラウドファンディングで修理が行われ、現在はイベントやコンサートなどでその美しい音色を楽しむことができます。
伝統的街並みの美
大原家の年表や貴重な資料が見られる中倉
重要文化財の建物に直接設備を設置することはできないため、展示室の床や壁は元の建物に触れないよう工夫されています。具体的には、床の上に新しい床を設置し、壁も本来の壁から浮かせる形で作られているのです。このような細やかな配慮により、建物の保存と展示空間の両立が実現されています。
中倉2
「たとえ1番であったとしても2番3番であると思え」という訓戒であり、決して奢ることなく、常に高みを目指すべきという意味が込められているそうですよ。意味を知ると、より一層理解が深まりますね。
離れ座敷~思索の、間~
美しい日本庭園
季節ごとの美しさ
ブックカフェ(内中倉)
音楽を愛した總一郎さんが使っていたスピーカーから、クラシック音楽が流れます。
副館長の藤谷さん
藤谷さんからは、大変興味深いお話をたくさんお聞きしました。「外から見ただけでは分からない魅力があります。ぜひ館内に足を踏み入れてみてください。素晴らしい世界が広がっていますよ」と語ってくださいました。
基本情報(営業時間・料金・アクセス)
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
料金:大人 500円、高校生以下 400円、未就学児は無料
交通アクセス(車):山陽自動車道倉敷ICまたは、瀬戸中央自動車道早島ICから約20分
交通アクセス(公共):JR倉敷駅から徒歩約15分
駐車場:なし
おわりに
「語らい座 大原本邸」は、倉敷美観地区を象徴するような美しい場所。古き良き伝統と新しいアートが見事に融合した特別な空間です。ぜひ、実際にその魅力を体感してみてくださいね!