「羅生門さくら公園」とは?
約10種類、700本もの桜が4月下旬まで順々に咲いていくので、長い期間楽しめます。桜というと白やピンクを思い浮かべますが、黄色っぽいウコンや、緑がかったギョイコウなどの珍しい桜もあります。
地元の方々による運営
「羅生門さくら公園」は地元の方々の共有地で、平成21年から27年にかけて「羅生門をまもる会」が桜を植栽し、お手入れや草刈り、剪定、防虫などをしています。10年、20年…50年と、この先長く、守っていきたいとおっしゃっていました。地元の皆様が愛情をこめて大切に桜を育て、守っていらっしゃる様子が伝わってきました。
淡く幻想的なソメイヨシノ
私が訪れた時に7分咲きだったソメイヨシノです。曇りの日だったからでしょうか。ここは、おとぎ話の世界かな?というくらい、ほわっとした白い空間で素敵でした。
晴れた日の青空と桜も良いけれど、曇りの日の桜も美しいです。
白いベンチ
これらのベンチも、来園者が楽しめるように「羅生門をまもる会」の方がご準備してくださっています。
今年は赤い番傘と緋毛氈が敷かれた縁台も新たに購入し、設置されるそうです。
ソメイヨシノのライトアップ
ライトアップのための照明を、夕方に一つ一つ設置されていました。
深い紺色の空と白ピンクの桜を眺めるこの時間は、まさに春宵一刻値千金。
こんなに素敵な夜桜を楽しめるのは、地元の方々のご苦労のおかげです。ありがとうございます!
4月下旬のカンザン(八重桜)は圧巻!
カンザンという種類で、目にも鮮やかな濃いピンク色の大輪です。 こんな素敵な八重桜のトンネル、他で見ることはできません! 「羅生門さくら公園」ならではの絶景です。
カンザンのライトアップ
ソメイヨシノの白さとはまた違い、ピンク色をしたポンポンのようなかわいらしい八重桜。道の左右から手を伸ばし合って訪れる人を歓迎してくれます。
桜がライトアップされるだけでなく、竹細工の照明も設置されていましたよ。
羅生門さくらまつり
ライトアップをしていない日もあるので、詳細はリンク先にてご確認ください。
開催期間:2024年3月31日(日)~4月29日(月・祝)
ライトアップ期間:2024年3月30日(土)~4月28日(日)
ライトアップ時間:18:00~20:00
※実施しない日もあります
※雨天時中止
うどんや焼きいも、大きくてアッツアツのたこ焼きもありますよ!
「羅生門」にも行ってみよう!
駐車場から徒歩約5分ほどで行けます。駐車場入口の反対側に、「羅生門」へ続く道があります。
坂道・階段があって、滑りやすいところもありますので道中お気を付けくださいね。
国指定天然記念物の石門
圧倒される大きさ! 巨大な岩のアーチに自然の神秘を感じます。
なんと、このさくらまつり期間中には、「羅生門」周辺の非公開エリアを特別公開する「羅生門ガイドツアー」もあります。申し込みが必要ですので、詳細はリンク先をご参照ください。
「羅生門さくら公園」の所在地・アクセス
TEL:0867-74-9001(草間台エコミュージアムセンター ※平日昼間のみ)
アクセス(車):中国自動車道新見ICから約30分
道中に、道案内が出てきます。
道が細い場所がありますのでお気をつけください。
可能であれば平日にお越しいただくと、車のすれ違いが少なく安心です。
駐車場
安心してゆっくりと楽しめますね。
おわりに
街中の桜が散ってしまった後も、数週間桜を楽しめます。
八重桜のトンネルは、他ではなかなか見られない美しさです。
まだまだ桜を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね!