樹齢900年超の大イチョウと絶品なぎビーフ。奈義町で満喫する豊かな自然と食!

岡山県北奈義町の観光スポット、菩提寺のイチョウの木。中国山地の秀峰那岐山にある古刹の境内で、見る者に自然のパワーを感じさせてくれる樹齢900年超の巨木です。毎年紅葉の時期にニュースになることで知られる大イチョウですが、地面が黄色に染まる落葉の頃や生命の息吹きを実感できる青葉の頃、葉を落とし幹と枝だけになった厳かな姿など、季節ごとの見ごたえある姿も必見。ぜひそれぞれの季節で楽しんでください。そして奈義町を訪れたら、ぜひ食べて帰りたいのが町自慢のブランド肉。稀少な「なぎビーフ」を気軽に食べられるレストランもご紹介しています。奈義町の豊かな自然と美味を存分に味わいにでかけませんか?
掲載日:2023年01月06日
  • ライター:おか旅編集部
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推定樹齢900年を超えるイチョウの巨木

奈義町の観光スポットとして知られる「菩提寺の大イチョウ」。浄土宗の開祖・法然上人が幼年時代に修行した菩提寺の境内にあり、その樹齢は900年を超えると言われ、国の天然記念物にも指定されています。高さ約40m、目通り幹囲約13mの巨木の佇まいは壮大で、風格が漂います。
枝についた葉全体が染まる見頃真っ只中の美しさはもちろん、落葉の時期もおすすめです。散った葉が埋め尽くすように大樹の足元を彩る様子は、まるで黄色い絨毯が敷かれているかのよう。

ライトアップも必見!

毎年11月下旬の紅葉の時期には、期間限定で夜間ライトアップも行われています。暗闇に浮かび上がる、黄金色の大イチョウの輝きは荘厳かつ神秘的です。 

菩提寺の大イチョウ

【菩提寺】
岡山県勝田郡奈義町高円1528
TEL:0868-36-7311(奈義町観光案内所)
駐車場:あり

奈義町自慢のブランド肉・なぎビーフを堪能

菩提寺の大イチョウを見に行ったらぜひ食べて帰りたいのが「なぎビーフ」。地元特産の黒豆を飼料に加えて育てられた奈義町自慢のブランド牛です。口どけがよく豊かな甘みのある赤身肉は、5年に一度開催される「全国和牛能力共進会」の2022年10月の鹿児島大会において優等賞を受賞! おいしさはお墨付きです。

菩提寺から車で約5分の「那岐山麓山の駅」では、そんな「なぎビーフ」を使ったメニューが楽しめます。一番人気は「なぎビーフソテー定食」(2,000円)。地元の味噌やニンニク、しょうがを使ったオリジナルのタレが肉の旨みを引き立てます。地元産の野菜もたっぷりと使われ、ボリューム満点のサラダはタレにもよく合います。
なぎビーフ銘柄推進協議会が指定する配合飼料と勝英地域特産の作州黒をエサに、奈義町の限られた農場でのみ生産される「なぎビーフ」は、口に入れた瞬間にやわらかさを実感! 溢れ出す旨みに感動!! こちらでは「なぎビーフすき焼き膳」や、前々日までに要予約の「なぎビーフステーキランチセット」等も楽しめます。

ウッディな雰囲気の山の駅のレストラン

アルプスの山小屋をイメージして建てられた「那岐山麓山の駅」の店内は、木の温もりがあふれる空間。開放的な高い天井と窓から入る陽の光も、居心地良さの理由のひとつ。

絶景を眺めながら食事ができる特等席

外の景色が見渡せる窓に面したテーブル席。視線の先に山並みや町並み、遠くまで続く空をずっと眺めていたくなります。気候のいい時期はテラスも気持ちよさそう。

売店では「なぎビーフ」が買える

「なぎビーフ」の販売もしているので買って帰ることもできます。牛肉の他に、脂身の甘さが評判の奈義町産「おかやま黒豚」も人気。稀少な肉が手に入る要チェックのお店です。

奈義町の特産品もずらり

売店は品ぞろえも充実。レストランで提供されている黒豆茶やメニューでも使われているお米「菜の花米」や味噌のほか、パンやお菓子、奈義町土産が並んでいます。

人気の朝穫れの新鮮野菜

入口を入ってすぐの場所にはその日の朝に収穫された生産者直送の野菜が並びます。どれも新鮮で、そのうえ安い! レストランでもサラダやみそ汁、付け合わせ等に使われています。

那岐山麓山の駅

【那岐山麓山の駅】
岡山県勝田郡奈義町高円591-1
TEL:0868-36-8080
営業時間:9:30~18:00(12~3月は17:00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:あり
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