「道の駅 山陽道やかげ宿」について
道の駅といえば、地場の美味しいものやお土産品が購入できるのが楽しみ、という方も多いのではないでしょうか。ところが、「道の駅 山陽道やかげ宿」には飲食店やお土産店がありません。矢掛のまち並みを楽しんでもらうために、あえてそういったつくりになっているのです。
駐車場から正面に向かって右側のトイレや交通情報室は、24時間利用できるエリアです。
1階「YAKAGE LOUNGE」
2階には「キッズルーム」も
おもちゃのデザインも水戸岡 鋭治さん。木でできた優しいつくりです。すべり台とボールの海は、子どもたちに大人気とのこと。
道の駅 山陽道やかげ宿でゆったり過ごしたら、いざ、矢掛商店街に向かってみましょう。
矢掛ビジターセンター問屋(といや)
もともと江戸時代には「因幡屋」という屋号で輸送手配を行っていた建物です。その後、民家となっていましたが、観光案内施設に生まれ変わりました。
YKNOT COFFEE WORKS(ワイノットコーヒーワークス)
こだわりのエスプレッソコーヒーが楽しめるほか、ディカフェやフレーバーシロップの追加など、思い思いにコーヒーが楽しめます。
コーヒー専門店でありながら、ビールや紅茶、ハーブティーなどもあるので気軽に訪れてみてください。
まち歩きで出会った「テンペ料理 発酵亭」
通りには、飲食店や雑貨店など観光客向けのお店のほか、バイク店や美容室といった暮らしに必要なお店も共存していて、不思議な居心地の良さがあります。
中からほくほくとした大豆とジャガイモ。やっぱりコロッケは揚げたてが一番ですね。
店主は31年前に「テンペ料理 発酵亭」をオープン。当時は観光客向けのお店が少なく、「何もない通りだったんだよ」と教えてくれました。
「矢掛にたくさんの人に来てほしい。健康食材でまちおこし」と、今では矢掛町内のお店と商品開発を行うなど活動の幅を広げておられるそう。
こういったお話が聞けたのも、道の駅 山陽道やかげ宿がオープンし、矢掛商店街をふらりと歩いてみたからこそ。
道の駅 山陽道やかげ宿を拠点に、まち歩きを楽しんでくださいね。