タンチョウの園内散策とは?
普段は鶴舎の中にいます
築庭時からタンチョウは飼育されていましたが、戦後一度途絶えてしまいました。その後、岡山の旧制第六高等学校で学んだ郭沫若(かくまつじゃく)氏からタンチョウ2羽が贈られ、再び岡山後楽園で見ることができるようになったのです。
タンチョウの園内散策開始
時間になると、いよいよお待ちかね!飼育員さんに誘導されて、タンチョウのお出ましです。鶴舎から園庭へと歩いてきます。
飼育員さんの合図で飛ぶ準備!
飼育員さんがタンチョウの鳴きまねをしながら走り出すと、タンチョウも走って飛ぶ準備に入ります。この日は何度か飛んでくれました。日によっては全く飛んでくれない日もあるそうです。
ダイナミックで美しい飛翔
延養亭とタンチョウ
まるで日本昔話のワンシーンのような光景に、思わず日常を忘れます。
沢の池に映る優美なタンチョウ
湖面に翼が付くほど低く飛んでいますね。
岡山城とタンチョウ
お城を背景に鶴が飛ぶなんて優雅な光景は、他では見られないのではないでしょうか。
日本の風情を感じられる光景です。
降り立つタンチョウ
園内を一周したタンチョウが芝生に降り立ちます。
唯心山とタンチョウ
奥に見えているのは唯心山(ゆいしんざん)。元は平地でしたが、池田継政(つぐまさ)の時代に築かれた山です。春にはツツジやサツキが美しくいろどります。
紅葉が始まっています
タンチョウが下を見ているのは、バッタなどの虫を狙っているようです。
狩りが上手くいったようで、くちばしにバッタをくわえている姿も見られました。
ヨイショと柵をまたぐタンチョウ
長くて細い足をヨイショと上げて、柵をまたいでいきました。
散策を終えて帰っていきます
園内でタンチョウグッズが買える
正門と鶴舎の間にあるお土産屋さん「観射亭(かんしゃてい)」にありました!
タンチョウが描かれたお土産
マスキングテープなどもあります
左からマスキングテープ、つるの玉子、うつし金蒔絵です。
岡山銘菓「つるの玉子」
ふわふわモッチモチのマシュマロの中に、黄身餡が入っています。外と中の食感の違いが楽しい!
白とほのかな紅色の「紅白」、そして「鶴」とおめでたいひと品です。
園内散策の日程
11月以降の日程につきましては、岡山後楽園の公式サイトにてご確認ください。
タンチョウの体調等により変更又は中止となる場合があります。
中止となる場合は、当日午前7時までに公式サイトにてお知らせがあります。
料金・アクセス
入園料:大人500円、65歳以上200円、高校生以下無料
【岡山後楽園】
所在地:岡山県岡山市北区後楽園1-5
交通アクセス(公共):JR岡山駅から藤原団地行きバス約12分、「後楽園前」下車すぐ
交通アクセス(車):山陽自動車道岡山ICから約20分