世界で輝くニッポンのジーンズ。倉敷市児島発「デニム研究所 by JAPAN BLUE」
「デニム研究所 by JAPAN BLUE」は、人気の「桃太郎ジーンズ」をはじめ、ジーンズだけでなく男女幅広い品揃えで、トップスや小物、店舗限定商品など約3,000点をラインアップ。「自分の個性にフィットしたジーンズ」を発見できるラボラトリーのような空間です。
倉敷のなまこ壁と織りなす糸をデザインしたロゴの製品もたくさん。
説明してくださった岸本さんによると、店舗ごとにテーマがあるそうで、さんすて岡山店は「クリア」をイメージしたデザインの品が揃います。目立ちすぎないのに存在感がある透明なロゴをあしらったもの、メタリックなロゴが洗練されたTシャツなども幅広く活用できそうで素敵です。
現在はもう製造されていないユニオンスペシャルという貴重なミシンで仕上げたジーンズは、履きこむほどに現れる独特のあたり、うねりによって抜け感が出てくるのだそう。一見通常のステッチに見えますが、裏側が鎖状に縫われています。ジーンズはこの縫い方でないと!と、訪れるたびに新たな逸品を買い足していくファンの方も多いとか。デニム好きには随所のこだわりが欠かせないポイントなんですね。
まずはデニムの王道、ジーンズスタイル。
限定デザインの「JAPAN BLUE JEANS」のジーンズは、裾が締まってすっきりしたデザインでヒール靴にもスニーカーにもぴったり。室山さんおすすめ、ショート丈の「追っかけシャツ」はロング丈のアイテムとも合わせやすく、バリエーションも豊富です。
デニムで醸す、フェミニンなスタイリングも
私は倉敷市の清心女子高校出身で、当時、夏の制服が青色のプリーツスカートでした。以来、私服に採り入れたことはなかったプリーツに今回、大人になってから初挑戦。すごく着やすい!室山店長に今回提案していただいたおかげで着こなしの幅も広がり、とっても楽しかったです♪
情報発信には「広報」が必要
世界にもっと知ってもらうために必要なのは「広報」だと、2014年9月、当時まだ珍しかった広報室を立ち上げました。現在は一人でPRを担当され、多くのお問合せ対応も大変そうですが、木村さんは「お問合せに応える人を厳選することで、一貫したコンセプト、方向性をお伝えできるんです」と語ります。実際に、海外からのお問合せも増えているそう。「お客様に一貫した信念と魅力を伝えたい」というお考えに、分野は違っても同じ広報職として、とても共感しました。
さんすて岡山店では新たに、ジーンズソムリエがお客様のスタイリストになるEC店での事前予約制「ソムリエ予約サービス」を始動。次々に新たな展開がある「デニム研究所」、岡山駅、倉敷美観地区のお店も、それぞれにまた訪れたい素敵な場所です。これから、ジャパンブルーのデニムが日本、そして世界でさらに拡がっていくのが楽しみです。
岡山駅で世界の上質カジュアルを発信!「Reception」
自然光が差し込む広々として明るい店内にはカラフルな洋服、雑貨がいっぱいで心躍ります。Marine & Traditionスタイルを中心に、「comfortable」・「warm」・「basic」をコンセプトにしたカジュアルアイテムが男女幅広く揃います。
コーディネートを体験!
10代、20代の頃はカジュアルをよく着ていた私も、だんだんと旅先や普段着もカジュアルが少なくなっていましたが、三吉さんと話すうちに、大人でも着こなしやすく、仕事にも使えそうなきれいめカジュアルを試してみることに!
長めの服は重く感じるかな、と思い込んで自分では着なかったのですが、このシャツは薄手でやわらかい素材。縦ラインがすっきり見えて、上に着ても楽に羽織れます♪ コーディネートしていただくと、見ていただけではわからなかった着心地のよさも体感でき、新鮮な発見に嬉しくなりました。
「10年後も色あせないカジュアルスタイルをこれからも提案していきたい」とのお話を伺い、納得!私もここで20年近く前に買った服、今も持っています。男女それぞれのアイテムが豊富な岡山駅・さんすて岡山「Reception」で、長く使い続けられる逸品を探しに、また訪れたいと思います。