夏休みの自由研究にも最適! 古代に思いを馳せる岡山の遺跡5選

岡山県内に遺る歴史の痕跡。古き時代の人々が、その場所でどんな暮らしを送っていたのかを思いながら訪ねてみては? お子さんの夏休みの自由研究にもおすすめです。
掲載日:2017年07月10日
  • ライター:おか旅編集部
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1.熊山遺跡(赤磐市)

熊山山頂にある石積みの遺構。3段からなり、初段の一辺は長さ7.8m。「戒壇」に似た特殊な形をしており、ピラミッドを思わせます。

2.鬼ノ城(総社市)

標高約400mの鬼城山山頂一帯に約2.8kmにわたって巡らされた古代の山城。実物大で復元された西門は圧巻! 城内からの排水施設である水門や、兵糧を蓄えた礎石建物跡なども見られます。昔話「ももたろう」の原形といわれる「温羅(うら)伝説」の地。

3.楯築遺跡(倉敷市)

大きさは全長約80m、円丘部直径約40m。古墳時代以前の3世紀では、日本最大級の弥生墳丘墓です。主墳の頂上に木棺を取り囲むように5個の巨石が立てられ、斜面にも列石がめぐらされています。いわゆる「ストーンサークル」としても知られ、その姿はまるでヨーロッパの巨石遺構のようです。

4.津島遺跡(岡山市)

岡山県総合グラウンド一帯に広がる縄文時代晩期から弥生・古墳時代にかけての集落の遺跡です。竪穴住居跡をはじめ多量の石器・土器が出土し、弥生時代中期の半乾田が確認されたことで注目を集め、国指定史跡となりました。

5.門田貝塚(瀬戸内市)

東西200m余、南北100m余に渡って厚さ1mの貝層が広がる集落遺跡。遺物として石器や弥生式前期の土器が多数出土。現在は貝塚や竪穴住居が復元された国指定の史跡公園となっています。
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