永瀬清子とは?
※写真は永瀬清子二十四節気絵葉書
詩人・永瀬清子の生家
母屋の1階は開館時間中なら自由に見学できますが、2階のギャラリーは入場料が必要です。
隠し部屋が貸会議室に!
入ってすぐの和室の天井にははしごがあり、どこで使うのかと思えば天井がひらき、隠し部屋につながります。この隠し部屋は、江戸時代に禁教の僧たちをかくまうためにもうけられたものだそうです。現在この隠し部屋は、貸会議室として利用(3人まで)できます。利用しなくても見せてもらえるので、是非あがってみてください!ビックリしますよ~!
ここでしか買えない商品もある売店
私が一番気に入ったのは、永瀬清子の二十四節気の絵葉書で、この絵葉書は数年前、宇野バスがお客様に季節の移ろいを感じていただけるよう、二十四節気を詩と写真とデザインで表現したポスターを作成し、運転席の後部に掲示していたものを絵葉書にしたもの。写真と詩のバランスがすごく綺麗で見入ってしまいました。
他にも面白いと思ったのが、“言葉の処方箋”というおみくじみたいに、今の自分に必要な言葉の薬がもらえるもの。水に溶ける紙でできているので、その言葉が必要でなくなった時には水に流すことが出来ます。
ギャラリー「さっき清子がいた」
永瀬清子の資料や写真、詩集などがあり、生前の映像を見ることもできます。ソファもあり、併設のカフェから飲み物の出前も出来るので、じっくり永瀬清子の世界に入り込めます。
特別な五衛門風呂体験
まず、井戸水をバケツリレーのようにして浴槽まで何度か運び、水をため、薪をくべて湯を沸かし、やっと入れます(入浴出来るまで早くて20分くらい)。ただ入るだけでなく、入るまでの準備の大変さを感じながら入るお風呂は、いつもより特別でとても良い体験になります。
五衛門風呂は2日前までの要予約。公式サイトの予約フォームまたは電話で受け付けています。
2時間利用で1組1,500円。準備はスタッフの方が手伝ってくれるので安心してください。
お風呂用の水を汲む井戸
カフェ「グレンデルの釜屋」
改修の様子をまとめた写真集を見ると、同じ場所とは思えないくらい素敵に変化しています。
【グレンデルの釜屋】
営業時間:10:00~15:30(L.O. 15:00)
※ランチタイム は11:00~13:30
※日曜日は夜明け~9:30は「喫茶あけがた」、10:00~はシェアキッチンで「ナショナル・ピザ」が営業。
定休日:水・木曜日
駐車場:あり
カフェの奥には貸しスペースも
カフェのみの利用も可能ですが、是非生家の方も覗いてみてください。岡山出身の詩人のことを知る、いいきっかけになりました。私は今回初めて永瀬清子を知ったと思ってましたが、岡山県内に永瀬清子が作詞・補作・校閲した校歌をもつ学校が33校34曲もあり、実は清子作詩の校歌を聞いたことがありました。気づいてなかっただけで、身近に清子の詩が存在していたという方もいるかもしれません。気になる方は調べてみてくださいね!
【永瀬清子生家】
所在地:岡山県赤磐市松木691
TEL:070-3783-0217
営業時間:10:00~16:00(最終入場15:30)
定休日:水曜日・木曜日(8月・年末年始)
駐車場:あり