①まずは吹屋の町並みを散策
おしゃれなカフェやお土産ショップが軒を連ね、歴史深い町並みに新しさが上手に融合しています。
②旧片山家住宅
観光には「吹屋ふるさと村周遊券(大人1,000円、こども500円)」がおすすめ。吹屋の歴史をリアルに知ることができる5つの有料施設(旧片山家住宅、郷土館、ベンガラ館、笹畝坑道、広兼邸)を巡ることができます。通常、大人1,600円かかりますが、このチケットだとかなりお得。
片山家は200年以上、吹屋でベンガラの製造・販売を手がけた老舗です。この建物は江戸時代後期に建築されました。
③郷土館
「旧片山家住宅」に比べると規模は小さいですが、説明アナウンスを聞きながら見学できます。
なんと、隠し部屋や隠し廊下がありました。画像は隠し廊下で、ものすごく細い廊下と階段を歩くことができます。
④休憩がてら、べんがら型染め体験
ハンカチ、バッグ、Tシャツに、型紙を使ってオリジナルの絵柄を入れられる「べんがら型染め」と、輪ゴムでしばりながらべんがら液に浸してオリジナルの模様をつけられる「べんがら泥染め」。
私はべんがら型染めで、オリジナルのランチバッグづくりにチャレンジしました。
好きな色を使って、絵柄を作っていきます。吹屋で暮らすスタッフさんから吹屋のお話を聞きながら、楽しく、まったりと作成できました。
⑤ベンガラ館
町並みから少し離れたところにある「ベンガラ館」は、吹屋で最後までベンガラを製造していた工場を修復してできた施設です。明治時代のベンガラ工場の様子が復元されており、工程をアナウンス付きで見学できます。
ローハ(緑礬)を焼き、石臼でひき、水の中で酸を抜き、乾燥させるという工程を、詳しく知ることができます。
かつてはこの谷あいに4つの工場があったそうです。多くの方が吹屋に暮らし、働かれていたのでしょう。
⑥吹屋銅山 笹畝(ささうね)坑道
小さな入り口からは想像できない世界が広がっていました。
⑦広兼邸
映画『八つ墓村』等のロケ地としても有名ですが、まるでお城のような石垣をこの目で見ると壮観!
~おまけ~ おすすめのお土産
赤いパッケージは吹屋の唐辛子を使った柚子胡椒「吹屋の紅だるま」。ベンガラにかわる「新しい赤」として唐辛子に着目し、地元の材料と無添加にこだわって作られています。我が家でも「から旨かわいい」と好評なので、ぜひうどんや餃子などに使ってみてください。