インフルエンサーがめぐるフォトジェニックな岡山&香川旅

インスタグラムで旅や料理の素敵な写真をたくさん発信し、旅インフルエンサーとして活躍、旅好き女子から絶大な人気を誇る『かおし(@cao_life)』さんと『ヒトミカワカミ(@hitomi_kawakami)』さんの映えスポットをメインにした岡山から香川への1泊2日の旅をレポート!
掲載日:2022年03月24日
  • ライター:おか旅編集部
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岡山駅からスタート!まずは魅力いっぱいの倉敷美観地区へ

岡山駅に集合したかおしさんとヒトミカワカミさん。まずは駅前にある王道の桃太郎の銅像を撮影。
「岡山生まれ、岡山育ちの私には見慣れた桃太郎像も晴れた青空をバックに撮ると新鮮!」とかおしさん。岡山に来た感が一発でアピールできるフォトスポットです。
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岡山駅から電車で倉敷駅へ着いたらレンタサイクルを借りて倉敷美観地区をサイクリング。オシャレなパン屋さんやカフェなどがたくさんあるエリアで2人とも「どこを撮っても絵になる」と興奮気味。
蔦の葉に包まれた老舗カフェ「珈琲エルグレコ」や、かおしさん的フォトスポットのレトロでおしゃれなお店「つねき茶舗」を撮影したり、街並みを楽しんでいると埴輪や土偶が好きなヒトミカワカミさんが、たけのこギャラリー前にある備前焼の埴輪を発見!「これが一番のお気に入りになりそう!」と埴輪との3ショットにご満悦。
2人はそのまま美観地区の一角にあるパワースポット「阿智神社」へ。撮影しながらヒトミカワカミさんは神社に伝わる由来に興味津々でした。
そして焼き立ての「えびす饅頭」や、「肉のいろは」のミートコロッケなど「おいしいローカルフードの食べ歩き」も楽しみ、充実した旅のスタ-トに♪

倉敷からの道中にある異空間スポット「名曲喫茶 時の回廊」

倉敷から車で移動中に立ち寄ったのは店内に入った瞬間に「ワーーーオ」と声があがる「名曲喫茶 時の回廊」。挽きたての珈琲と名曲クラシックが流れる空間。「ここは以前から気になっていたスポットです!」とかおしさん。
店内は暗めの照明で、クラシカルな内装がオトナな雰囲気。挽きたて珈琲の良い香りが漂う中、最近はまっているというウインナーコーヒーと迷った末に2人が選んだのは、クリームソーダ。
クリームソーダのカラフルな色とシックな店内のコントラストが映える写真に。さすがのチョイス。まるで夜のようにまったり過ごしてしまう異次元な空間を出ると、一気にまぶしい昼の世界に戻り、不思議な気分。
見送ってくれた気さくな店長が教えてくれたお店から徒歩で行ける秘密の絶景スポットへ。少しだけ丘を登ると目にとびこんできたのが真正面に瀬戸大橋という圧巻の景色!
「最高にカッコ良い瀬戸大橋が見られた」「この景色は岡山の人もあんまり知らないと思う!」とテンション高めのまま2人並んで瀬戸大橋を撮影。時の止まったように感じる不思議な空間と、開放的な瀬戸大橋の絶景ポイントという対照的な場所を一度に味わった穴場スポットを堪能して次の目的地へ。
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深呼吸してリフレッシュ!瀬戸内海の絶景「王子が岳」

「ここには"映え"しかありません」というかおしさんが勧める王子が岳のカフェ「belk」に到着。店内もメニューもオシャレな空間にプラス瀬戸内海が一望できる絶景があるカフェタイムは最高!
ここで2人が頼んだのはカフェラテとレモンスカッシュ。そして旅グルメに熱い2人の目に止まったのは一見普通のチーズケーキにみえて、口に入れるとそのふわしゅわ食感に驚く「チーズテリーヌ」。
店内からも絶景がばっちり楽しめるけど、せっかくだからとドリンクとスイーツをもってテラス席に繰り出します。自然の光だと、さらに雰囲気のある写真が撮れちゃうんです。
静かな空間で良い音楽を聴きながら、瀬戸内海や島々を見ながらのんびりお茶をする…贅沢な時間の過ごし方が出来る場所。
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のんびりで終わるのかと思いきや、お茶をした後は、「意外と安全に行けるよー」と岩場へ散策にでかけるかおしさん。後ろから付いていくヒトミカワカミさん。「え?そんなとこ行ける?」みたいな場所もどんどん進んでいく2人。足元に気を付けながら一面に瀬戸内海の景色が広がる岩の上に立って撮影。穏やかな瀬戸内海の海をずっと見つめる・・・。いつまでも過ごせてしまう心地良い場所を惜しみつつ港へ出発!

宇野港のまわりでグルメ散策!思わぬ素敵なランチタイムに

フェリーに乗るために宇野港へ。カフェ&スイーツを食べてきたけど、しっかりとしたご飯を食べていないランチ難民になっていたことに気づいた2人。
旅グルメのこだわりが半端ないかおしさんはすぐに情報をキャッチし、宇野港近くの市場に隣接している絶品バーガーが人気のお店「8WIRE」へ。ハンバーガーをテイクアウトし、その相棒に美味しいドリンクが飲みたい!と向かったのは宇野港のそばにあるかき氷とフルーツジュースが有名なお店「おまち堂」。
かおしさんは季節限定の「イチジク」、ヒトミカワカミさんは「ゴールドキウイ」のフルーツジュースをチョイス。テイクアウト用の透明な容器とカラフルなジュースは旅フォト映えが特にいい!
待望のハンバーガーを口にしたとたん、思わず「衝撃的な美味しさ」と絶賛するかおしさん。ヒトミカワカミさんも「外がカリカリのバンズに牛100%のパティに厚切りベーコン、野菜もシャキシャキ」とグルメレポーターのようなコメントが出てしまうほど、その美味しさに感動!
晴天の中、宇野港から海を眺めながらテイクアウトランチ。店内ランチとはまた一味ちがった、地元の味と雰囲気を楽しみました。
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宇野港で撮りたかった「宇野のチヌ」、そしてフェリーでゆるり船旅

乗船前にかおしさんがどうしても撮りたかった宇野港に展示されている「宇野のチヌ」。「宇野のチヌ」は宇野港周辺の沿岸や主に児島湖で集められた漂流物で制作されたオブジェ。第1回の「瀬戸内国際芸術祭2010」で生まれた作品です。
2016年には、宇野のチヌの隣に「宇野のコチヌ」が誕生。こちらは滑り台になっています。「着色したわけではないのに、すごくきれい!近くに寄って、どんな漂着物が使われているのかを確認するのが大好きです」とかおしさん。
「宇野のチヌに食べられそうになっている私」というコンセプトで魚の口元付近で戯れながら撮影をする2人。
人が入ると大きさが伝えられ、単独だと遠くから撮るとバックの風景とのギャップが面白く、アップだとアート感が出るなど多彩な写真撮影を楽しめます!
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ここからは海の上で岡山県から香川県への県境をまたぎ、小豆島へ向かうフェリーに乗り込みます。船旅はちょっとした非日常が味わえるのでワクワク。
日も傾いてきたところで夕陽を見に甲板へ。すぐ近くを通り過ぎるカモメや、赤く染まりつつある夕陽を眺めながら船旅感のある一枚を狙っていると、小豆島が近づいてきました。

香川の小豆島に上陸!早速、映えとグルメに満たされる

小豆島に到着してまず向かった「エンジェルロード」は1日2回、干潮時に海の中から出現する砂の道。天使の散歩道と呼ばれています。
高台にある展望台の上からエンジェルロードを見下ろしたり、鐘や絵馬の写真を撮る2人。「大切な人と手をつないで渡り道の真ん中で願い事をすれば、天使が願い事を叶えてくれる」と言われるこのスポット。
夕暮れや早朝は特にその雰囲気を醸し出す写真が撮れそうです。
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夕陽も沈んできたところで本日の宿、ポップなカラーがオシャレな貸別荘「la krasse angelroad(ラクラッセエンジェルロード)」へ。
窓からはエンジェルロードが見渡せ、彩りがかわいい部屋にテンションがあがってヒトミカワカミさんは、おもわずベッドダイビング。ダイナミックな空中からベッドへの着地の瞬間の一枚が撮れ、大満足。旅のテンションはこういう1枚があると伝わりやすい!
夕ご飯は近くの居酒屋「南国」に。お店のお母さんが親切で楽しく、地元ならではのメニューも豊富なお店。かおしさんがハマっているのが名物「オリーブハマチ」。
「脂が甘いけれど後味がスッキリ!食べ慣れたハマチとは全然違う!」とのこと。お腹も大満足の中、香川上陸の夜が更けていきました。

小豆島オリーブ公園でホウキに乗って空を飛ぶ

翌朝、宿を出て「道の駅 小豆島オリーブ公園」へ。この島にきたら撮らずにいられないある写真のため、真っ先に魔法のホウキを借りて向かったのは小高い丘に佇むギリシャ風車。
ここはなんと映画「魔女の宅急便」のワンシーンのような写真が撮れるという人気スポット。2人は交代でホウキにまたがり、丘の下からカメラで狙います。
軽くジャンプをしたところで1枚。ホウキにまたがり空を飛んでいるような写真が最初から見事に撮れました。かおしさんは事前に飛び方などを実は公式サイトでチェックし、ふわっとまっすぐ上に浮くイメージで、足の跳ね上げすぎに注意しながら撮影。さらに「傾斜を利用して低い位置から撮ると、結構飛んでいるように見えます」とのこと。ヒトミカワカミさんもコートを脱いで本気モード。「ジャンプが苦手な私もこんなに飛んでるように!」と2人とも満足のいく写真が撮れたよう。
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お次のフォトジェニックスポットは高さ3mの巨大な本のモニュメント「始まりの本」。「前後どちらから撮っても映える!」と大興奮。
ほかにもオリーブ色のポストや約120種類のハーブとバラが咲く「花と香りのガーデン」、「寄り添う外灯とベンチ」など、フォトスポットが盛りだくさん!

ヤマロク醤油の木桶仕込みの醤油づくりに感動!

次に訪れたのはすべて木桶仕込みで醤油をつくっている「ヤマロク醤油」さんのもろみ蔵見学。中には大きな木桶が並んでいて、100年以上前から使われているものもあるそう。
「実はモノづくりの現場見学大好き人間なんです」というかおしさんは、職人のものづくりの雰囲気たっぷりの写真を撮影しながらワクワクが止まらない様子。特に2人が興味津々だったのは、ヤマロク醤油自ら木桶製造まで行っている「木桶職人復活プロジェクト」。
毎年1月に小豆島で新桶づくりをしているのだそう。ピカピカの新桶も見せてもらい「この桶が100年後も美味しいお醤油を作っているのかと想像しちゃいます」と思いを馳せるかおしさん。
さらに2人は醤油の味利きにも挑戦。「昔ながらの製法で大事に作られている醤油はひと味もふた味も違いますね」とヒトミカワカミさん。
その美味しさに感動し、手にはいつのまにかたくさんのお土産用の醤油が。
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見学後は器が木桶の見た目でとてもフォトジェニックな醤油アイスを店内で。
「アイスクリームにちょっと醤油を垂らすと、これがくせになる程美味しい!」とご満悦の2人。食べ物の写真は、やはりアップか真上撮影がおすすめ。美味しそうな雰囲気と映え感がアップします!

本場のうどんと森の中にある素敵カフェでテンション高まる

小豆島からフェリーで高松入り。うどん県香川ということでまず最初に向かったのは「さぬきうどんの駅綾川」。
「さぬきうどん大好きで、香川に来たら毎回8~10杯はうどんを食べるんです!」とかおしさん。
早速、肉温玉ぶっかけを注文。「さすがうどん県!美味しい~」とヒトミカワカミさん。麺ものは、おはしで少し麺をすくって撮影するとより美味しそう感がアップ!続いて売店にいくと「ヤドンのうどん」を発見。
ポケモンのキャラクター「ヤドン」をイメージした、ピンクと白の麺がかわいいうどん。思わず大量購入するかおしさん。
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うどんはもちろんお土産選びもたっぷり楽しんだ後に向かったのは、木の魅力と温もりにあふれた暮らしの心地良さを提案する山一木材の「キトクラスカフェ」。木に囲まれて森の中にいるような素敵な雰囲気のカフェでスイーツとドリンクを注文し、森の緑をバックに撮影開始。カフェの魅力が詰まった1枚に。
カフェを楽しんだあとは、道路を挟んで向かいにある工房へ。小物や椅子なども販売し木造りのキッチンなども展示しているギャラリーも。
「木を使った生活用品はどれも素敵で欲しい!」とかおしさん。2人の撮影が止まらないどこを切り取っても絵になるスポットです。

絶景を見ながら天空のブランコ

続いて屈指の映え写真が撮れる「天空のブランコ」を目指して「雲辺寺山頂公園」へ。片道約7分間の空中散歩を楽しめるロープウェイに乗り、到着。
まずは雲辺寺を目指し、そこから階段を登りながら山頂公園へ向かいます。11月の始めだったので雲辺寺の紅葉がとにかくきれい!階段を登る2人の疲れも癒されます。
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山頂公園に着くと目の前には讃岐平野や瀬戸内海が一望できる絶景が!そしてお目当ての山頂にある天空のブランコにのって早速、漕ぎ出す2人。
「空を飛んでいるかのような気分になれて、めちゃくちゃ楽しい!」とかおしさん。スリル感も多少ありますが実際はブランコの下に木のデッキがあり安全にブランコに乗れます。
撮影のポイントは、ブランコの後ろに立ち、下から撮影をすること。まるでブランコが空中に飛び出していくような写真が撮れます。
また、他にも「天空のフォトフレーム」など、写真映えする設備がたくさん。「天候や撮り方によってすごくいい写真が撮れる場所ですね!」とヒトミカワカミさん。
撮影魂に火が付いたのか雲のオブジェでは「雲に乗っている感」のある不思議な写真にハマり、2人とも色々なポーズで撮影を楽しみ、時間があっという間に過ぎていきました。

父母ヶ浜でウユニ塩湖のような幻想的な一枚を

「日没までに急がないと」と車をビューンととばして父母ヶ浜へ到着。父母ヶ浜は最近では南米ボリビアのウユニ塩湖のような絶景写真が撮れるとSNSで話題のスポット。
砂浜を歩いて海のほうを目指す2人。旅のクライマックスのスタートです。撮影には、干潮時の夕暮れ時や風がない時間帯がベストだそうですが、2人が訪れたちょうど陽が沈んだばかりの時間も絶妙な光加減で人も少なく撮影にはおすすめ。
陽の光とのコントラストで暗めのシルエットになった2人は、色々なポーズをとって撮影。大きく手足を動かすポージングをするのが映える写真のコツです。
かおしさんとヒトミカワカミさんのシルエットが鏡のように水面に映り、まさに幻想的な写真が次々に撮れていきます。「たくさんの人が訪れる光景をみて「みんなミーハーだなー」と思っていたけど、実際に来て撮影すると最高に楽しい!」とかおしさん。
運動神経が悪いというヒトミカワカミさんも素敵なポージングの数々を披露。「岡山も香川も、まだまだ知らない魅力があって、すごく楽しかった」と2人で振り返りながら、旅の終わりはこれぞフォトジェニック!というスポットで撮影を存分に楽しみました。
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※香川県内の観光情報はこちらからご覧ください。
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