新児島館(仮称)
私は初め、この新児島館(仮称)は倉敷市児島にあるから新児島館(仮称)なのかと勘違いしていました。本当は、倉敷美観地区内にあり、美術館の礎を築いた洋画家「児島虎次郎」から付けられた児島でした。
本来は「児島虎次郎」の作品や、児島が集めた古代エジプト・西アジアの美術品を陳列する計画だったそうですが、コロナ禍で美術館の経営が悪化し、展示ケースなどを整備する資金が不足し、正式開館のめどは立ってないようです。
新児島館(仮称)は現在は無料公開中。写真撮影も可能です。
正式開館後は入館料がかかる予定です。
今だから見られる作品、ミュージアムショップを楽しみましょう。
現在は、ヤノベケンジ《サン・シスター(リバース)》展示&OHARA MUSEUM SHOP(期間限定ショップ)が設置されています。
サン・シスター(リバース)
「サン・シスター」は「サン・チャイルド」の姉のような存在として、東日本大震災による被害や苦悩の日々を乗り越えることを願い、希望ある未来の姿として、2014年に制作されました。
白の衣装をよく見ると、京都と福島の学生たちと共同制作した、龍や虎、麒麟や亀などの多くの霊獣や守り神をまとっています。
立ち上がり、目を開け、覚醒するのは、不定期のため、立ち上がった姿を見れるのはラッキーです!立ち上がると5.6mになり大迫力です。
期間限定ショップ
Oh!という感動
ara!という発見
OHARA MUSEUM SHOPが期間限定オープンをしています。
こちらのショップにはアートグッズが並び、ゴーギャン《かぐわしき大地》があしらわれたTシャツや、マスキングテープなど色々なグッズが販売していて、お土産にもピッタリです。
赤漆舟守縁起猫
大原美術館
小学生の時に来た時とはやはり、感じ方などが違い新たな発見や興味が湧き楽しかったです。
本館は古代ギリシャ・ローマ神殿のような外観で、創立当時の姿をとどめていて迫力もあり写真映えもします。
2021年12月現在、分館は休館中です。
大原美術館 本館
◎パブロ・ピカソ《鳥籠》
◎グレゴ《受胎告知》
◎児島虎次郎《睡れる幼きモデル》
◎クロード・モネ《睡蓮》
◎岸田劉生《童女舞姿》
◎《女神イシスまたはネフティス像》
などが鑑賞できます。
館内は一方通行で本館→工芸・東洋館→出口の順に進み
館内は撮影禁止のため是非訪問して鑑賞し芸術を感じてみてください。(筆者は許可を得て取材しています。)
現在モーニングツアーやオンラインツアーなどのイベントも開催されています。
他にも玉野市にある「おもちゃ王国」には大原美術館のサテライトパビリオン、「大原こども美術館」ができており、写真が撮れたり気軽にアートを感じる施設になっていましたよ!