ツチノコ発見現場、今にも落ちそうな岩…。不思議がいっぱい赤磐市!

史跡や遺跡が多いことに定評のある赤磐市ですが、歴史はともかく奇跡のバランスを保った岩やツチノコが出る場所など「何だコレ!?」と思うようなスポットもたくさん。その一部をご紹介します。
掲載日:2019年03月22日
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①あの珍獣に遭遇!? つちのこ発見現場

日本に生息するという幻の生物、「つちのこ」。胴が太くヘビのような見た目で、2m以上もジャンプできるとか、いびきをかくとか…。とにかく何もかもが謎に包まれているこの生き物。実は赤磐市のある場所で多数目撃されているんです。
それがここ。「つちのこ発見現場」です。普通のお寺に見えますが、つちのこが発見された場所の看板が置かれていますので、見つけたい人は要チェック。
2000年に田んぼの草刈りをしていた男性が不思議なヘビを発見し、その死体が残っていたことから大学教授に鑑定を依頼。明らかに他のヘビと違う…という点から、赤磐市は「つちのこは絶対にいる!」と、つちのこ捕獲作戦を続けているんだとか。
 

2000万円を超える懸賞金までかけられているつちのこ。しかも看板を見ると、年々金額が上がっているそうな。これは一攫千金のチャンス!ヘビ探しに自信のある人はぜひ「赤磐市黒沢 薬師堂」で検索を。

②足のカタチの石像がインパクト大。足王神社

山陽団地のすぐ隣にある足王神社。
江戸時代、手名椎之命(てなづち)、足名椎之命(あしなづち)を信仰し、自宅に祀っていた梶浦勘助が、ご利益が素晴らしいからと場所を移して一般に公開するようになったのがいわれだとか。足に関する悩む人達が全国から訪れ、親しまれているのだそう。
注目は、この大きな足の形をした石像!鳥居の両脇にドシッと鎮座していて、インパクト大。つい写真を撮りたくなる不思議さです。
また、この神社は農具の「鎌」にもゆかりがあり、病気の根を断ち切るとの願いを込めて、たくさんの鎌が奉納されているんですよ。

③ユラユラ揺れても…絶対落ちない!ゆるぎ岩

なんて大きさ!なんてバランス感覚…!テレビでも取り上げられ、全国的にも人気が上昇している「ゆるぎ岩」。
岩神神社のご神体として祀られている巨石群の一つであるゆるぎ岩は、長さ約4mほどの台石の上に約5mの岩石が重なって支えられおり、なんと、シーソーのようにユラユラと揺り動かすことができるんです。
花崗岩が自然に風化してできた奇跡の造形。わずかな支点で支えられているだけで仕掛けはなく、落ちそうで落ちないことから受験生にも人気なんですって。
しかし巨石までの道のりはけして平坦ではありません…。道沿いの駐車場に車を置いて、登山道を約15分、えっさほいさと歩かねばなりません。
途中でタヌキが出てくるくらいの、うっそうとした竹やぶなので、普段あまり歩かない人は、少しだけ歩く覚悟をしておいてくださいね。
裏側から撮影しても…ほらこの通り。しっかり岩の上でバランスをとっています。思わず手を合せてしまうような神々しさは、登山する価値大アリです。

④山頂に佇む謎のピラミッド。熊山遺跡

岡山県南部で最高峰の「熊山」。古くから霊山として信仰されてきたこの山の頂上には、石積みの異様な遺跡が厳かな雰囲気で待ち構えています。「日本のピラミッド」とも呼ばれていて、熊山登山に来た人たちの目を楽しませています。
もちろん、車でも頂上付近にアクセスでき、広々とした駐車場があるので安心ですよ。
ピラミッドの2段目には、龕(がん)と呼ばれる横穴が開いており、建物の中央にある竪穴から、写真のような高さ1.6mもの筒型容器が発見されたんですって。熊山遺跡は、こういった造りと他府県にある類似した建物との共通点から、奈良時代前期に建造された仏塔だったと推定されているそう。熊山は大きな宗教都市だったのかも…?国史跡に指定されているのも納得です。
また、熊山遺跡からすぐそこの展望台からの眺めが最高なんです!これからの季節、お弁当を持って展望台でいただくピクニックもいいですね。
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