1.語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)
館内には、「土間 ~ふりそそぐ言葉~」・「土間~積みあがる必然~」・「土間~この家で~」・「中倉1~大原家の全仕事~」・「中倉2~10年先の見えた人~」・「内中倉 ~哲学する経営者~」・「ブックカフェ(内中倉)」などの見どころがあります。
一番奥に、「離れ座敷~思索の、間~」があります。この写真は、「離れ座敷」の入口です。
賑やかな倉敷美観地区にあってここは別世界。喧騒を離れゆったり流れる時間の中で、街歩きの疲れを癒すことができます。
有料ですが、写真のようなお抹茶をいただくこともできます。
「離れ座敷」の映像(長さ3分51秒)
2.新渓園
お庭の中には、何か所も石臼が配されています。これは、大原孫三郎が配したもので、小作人の代表者から「石臼は食べるものを加工する物なので、その上を歩くのは問題でしょう。」との話があったそうで、大原孫三郎は「使わなければ無くなってしまう。残して、役に立つ方がいいでしょう。」と返事をしたそうです。
3.森田酒造
お店の中に入りますと、歴史の重みや懐かしさを感じます。
事前に予約をしますと、お酒ができるまでの工程・蔵内・約400年の歴史のあるお庭を案内していただけ、試飲もできます。
※公式サイトの下にある「酒蔵見学はこちら」から、予約ができます。
酒蔵見学の映像(長さ23分35秒)
※ 23分35秒の非常に長い映像ですので、Wi-Fi環境でご覧ください。
「古禄の庭」の映像(長さ8分44秒)
※ 8分44秒の長い映像ですので、Wi-Fi環境でご覧ください。
「平翠軒の商品は、すべて自身の舌と情熱で選んだものである。有名無名問わず、食の職人が丹精込めて作った食べ物を少しでも多くの人に伝えたい。私は、作る人が好きだ。だから、その人のうまいものをおく。」、森田酒造のご主人「森田昭一郎さん」がこんな想いで選ばれた商品です。
平翠軒の2階は「破゛流知庵(ばるちあん)」で、ギャラリーとカフェが併設されており、カフェの窓からは「古禄の庭」が少し見えます。
4.楠戸家住宅(はしまや呉服店)
東町の静かな通りに建つ「はしまや呉服店」の創業は明治2年(1869年)。創業者は楠戸徳吉氏で、その名前の「徳吉」から平仮名の「と」を丸で囲ったお店のマークが生まれたそうです。
明治の町屋造の面影をそのまま残す店舗兼住居は、平成8年(1996年)に岡山県で一番早く国の登録文化財に指定されており、歴史の重みを感じさせる建物・店内はお宝です。
※「はしまや呉服店」は、特別なイベント時のみ中に入ることができ、普段は入れませんので、玄関の外からご覧ください。
小さなお庭ですが、金属製のアートな椅子に腰かけて眺めると、明治時代からの生活が偲ばれ、小さな発見があります。
左側の住居の中にも素敵なお庭がありますが、公開されていません。
※苔を踏んだり、お庭の中には入らないでください。
米蔵を改造した「夢空間(サロン)はしまや」の店内はとてもいい雰囲気で、美味しいお料理・スイーツやコーヒーなどの飲み物をいただけます。
2階にも席があり、ここから眺める店内風景はお気に入りです。
店主の楠戸紀子さんは、「夢空間はしまやを通して、時代に合わせて変化させるべきところは変えつつも、古き良きものを大切に守っている倉敷のこと、そこで暮らす私たち家族の思いを知ってもらいたい。六代続く楠戸家の一員として、家を守っていきたいと思っています。」と話します。
5.あぶと 倉敷館天領
石橋の向こうに、滝があります。夕方にはライトアップされており、滝から流れる水の音は良い雰囲気でした。
「あぶと倉敷館天領」の映像(長さ約2分)
※ 約2分の映像ですので、Wi-Fi環境でご覧ください。