造山古墳南側より空撮
造山古墳の南には6基の陪塚(ばいづか)があり、馬形帯鈎が出土した榊山古墳(造山1号墳)、直弧文が彫られた石障をもつ千足(装飾)古墳(造山5号墳)が著名です。
岡山観光特使の山地真美さんが造山古墳でピアノ演奏された映像
造山古墳駐車場の「吉備の大王」像
大王像の後ろに見えている丘が造山古墳で、右側が後円部・中央部と左側が前方部です。
下記のリンクは、造山古墳蘇生会の「造山古墳群マップ」です。駐車場からの行き方や周辺の陪塚(ばいづか)の位置や写真が見えます。
造山古墳駐車場にある「ガイドマップ」ポスト
「造山古墳蘇生会」は、国指定史跡である造山古墳を整備保存するとともに、文化的価値を多くの方に知ってもらい、地域の活性化を図り、長く後世へと引き継がれることを望んでいます。また、岡山市高松公民館にてボランティアガイド養成講座を開催し、新ガイド募集や現ガイドの質向上に努められています。
荒神社(こうじんじゃ)
鳥居・拝殿・鐘突堂・石棺などがあります。
下の映像は、2018年1月にドローンで空撮したものです。
石棺
材質は馬門石(まかどいし)とよばれる阿蘇溶結凝灰岩で、熊本県宇土半島から産出する石材です。吉備と九州の関係の強さを示す重要な証拠であるといえます。
後円部から見た桜並木
この古墳が作られた当時、造山古墳は日本で最大の古墳でした。その後に作られる近畿地方の巨大古墳のことを考えると、一体この吉備の地にはどんな大王がいたのでしょうか? 大和(やまと)と吉備の関係は? 日本の古代史にとって、造山古墳の存在はとても興味深いものがあります。
後円部から見た冬の風景
下のリンクは、ドローンで撮影した360度VRパノラマです。少しして、上や下をご覧ください。
造山古墳発掘調査現地説明会(2017年12月24日)の様子
今回の調査では、4 か所のトレンチ(調査区)を設定しました。調査地点周辺は墳丘が大きく削り取られています。調査の結果、遺構の確認は困難と思われましたが、地下に葺石(ふきいし)の一部が残されていることがわかりました。
「古墳せんべい」と「ちょっこもんチョコ」
毎年10月末頃の日曜日に高松城址公園で開催される「まほろば祭り」や造山古墳で開催されるイベントで販売されます。
吉備路若駒牧場
午前10時から午後4時(季節により変動)に乗馬体験・エサやり体験などができます。乗馬体験では、造山古墳周辺を散策する15分コースや馬場内を歩く30分コースなどがあり、料金は500円・1,500円・3,000円などです。予約・お問い合わせ:090-3178-9231