非日常の洞窟探検!新見の地下世界に潜入

満奇洞(まきどう)、井倉洞(いくらどう)などの洞窟が有名な新見市。
今回は整備されていない自然のままの洞窟を探検する体験プログラムに参加しました。
洞窟探検のプログラムは難易度別に2つあります。
本来はどちらかを選んでいきますが、今回は特別に2つの洞窟まとめて案内してもらいました。
非日常!好奇心をくすぐる洞窟探検プログラムについて紹介します!
掲載日:2023年10月10日
  • ライター:久保山幸輝
  • 4220 ビュー

「ラージマウスケイブ」コース

1つ目のコースが「ラージマウスケイブ」コースです。
洞窟内は広く危険な箇所がほどんどないコースです。

洞窟に入る前に服や装備を準備します。
ヘルメット、ヘッドランプ、プロテクター、手袋、靴、靴下など必要なものはレンタルしてもらえます。
アウトドアアクティビティの準備は結構めんどくさいので、嬉しいサービスです。

装備もばっちり準備できたところで洞窟探検に出発です!
駐車場所から5分ほど山を歩いてラージマウスケイブに到着。

大きい!!!
大きな洞窟の迫力に圧倒されます。
中に入ると、背丈の2倍以上の高さ、奥行きが数十メートルある空間が広がっています。
インストラクターさんが洞窟内の見どころを説明してくれます。

「これは200年前の〜」「数千年かけて削られて〜」などの説明から、洞窟のものすごく長い歴史を感じることができます。
ちょっと写真では分かりにくいですが、ライトを当てると石がキラキラ光って綺麗です。
洞窟内のフォトスポットで写真を撮ってもらえます!
映画のポスターみたいな写真も撮れます!
我ながら決まってます!

「トレンチケイブ」コース

もう一つのコース、「トレンチケイブ」コースです。
ラージマウスケイブと比べて狭い洞窟で、地面をはったり汚れたりして探検っぽい要素が増します。
アクティブ派におすすめです。
とはいえ体力や身体能力は特別に必要ありません。
探検の達成感を得られるコースです。
洞窟内にある池(水たまり)をボートで渡ります。
水温は約7度と泳いで渡るのはハードなので、ボートを使います。
身をかがめて、地面をはって進んでいく場所もあります。
長い狭いルートもあります。
体の向きが変えられません。
普通に進んだら頭が通らない場所もあります。
体の向きを変えたり、屈んだりして何とか通り抜けます。

体が壁に挟まって抜けなくなったらどうしよう、というようなことはあまり考えないようにしてどんどん進んでいきます。
挟まってしまうような危険な場所は案内されないので安心してください。
挟まりそうで挟まらない不安感を楽しみます。
あくまでも安全第一のプログラムです。
何かきれいなものを発見!

コウモリの糞に生えたカビだそうです。
もっときれいなものもあるそうですよ!

体験参加情報

参加費:1人 12,000円(税込)
体験時間:約1時間30分 ※洞窟への移動時間は除きます。
開始時刻:9:30〜、または13:00〜

参加条件:
ラージマウスケーブコースは小学3年生から参加可能。
トレンチケイブコースは小学4年生から参加可能。
※小さなお子さんの参加をご希望の方は主催者へお問合せ下さい。
・足のサイズが22cm~29cmまでの方。
・足腰に一切の不安が無く、一人で山道を歩ける方。
・持病、恐怖症をお持ちの方はツアー申込みの際に必ずお知らせ下さい。
・男性は90kg、女性は70kgを超える方はご申告頂き、身長とスポーツ歴などお聞かせください。
※非常に狭い所を通過する為、このツアーの参加をお断りする事があるかも知れません。
※完治していない体の故障、持病をお持ちの方は医師にツアー内容を説明し、参加可能かどうか必ずご相談ください。
・ヘルメット、つなぎ服、プロテクター、ツアー保険、写真など全てツアー参加費に含まれます。
・ツアー中の怪我や事故により医療機関へ罹った際は、傷害保険の補償内容の範囲内での保障となります。
・送迎は行っていませんので、レンタカーか自家用車でお越しください。

安全のため洞窟の場所は公開されていません。
予約した後に集合場所が伝えられます。
指定された集合場所から、インストラクターの先導で自家用車で洞窟近くに移動します。

予約・お問い合わせは公式WEBサイトから
非日常の体験がしたい人、スリルを味わいたいという人は、ぜひ洞窟探検に参加してみてください。
メンタルが強くなりたいという人にもオススメです!
洞窟から出てきたときには、怖いものなしみたいな気持ちになっています。

ちなみに、このプログラムを案内してくれたのは、インストラクターの岡さんです。
気さくな楽しい方で、洞窟に入る不安感を忘れさせてくれます。
岡さんの案内で、洞窟探検の楽しさが倍増したと思います。

岡山県の洞窟探検で非日常をご堪能ください。

同じテーマの記事

このライターの記事