葡萄浪漫館、どこにあるの?
青野町は、県内有数のぶどうの産地であることから「ぶどうの里」と呼ばれ、丹精こめたぶどうがズラリと並びます。
斜面いっぱいにぶどう畑があって、壮観な眺めですよ。
また、ふれあいマラソン大会やマウンテンバイク大会など、自然の恵みを活かしたイベントも開催されています。
ぶどう色の看板が目印です
「美味しいぶどうが食べられそう!」なんだかワクワクするような看板です。
葡萄浪漫館到着!
9時オープンにあわせて、すでに駐車場にはたくさんの車が止まっています。
県外の福山や神戸ナンバーの車も来ていて、なんと1時間前に来られた方もいるようです。
駐車場は広くて、案内の方がおられて指示してくださいます。
ぶどうを楽しみに、みなさん開店を、今か今かと待っていました。
【葡萄浪漫館】
所在地:井原市青野町3535-3
TEL:0866-63-3126
営業時間 9:00~17:00
定休日:木曜日(7~10月は無休)、年末年始
駐車場:普通車53台、バス2台 ※臨時駐車場あり
新鮮ぶどうが大集合!
ぶどうの種類が多く、詰め合わせのパターンも予算も多様です。
お見えになっていた方とお話すると、「新鮮でおいしい」「近くで作っていて安心できる」「きれいなぶどうでお値打ち」とのことで、ここのぶどうが楽しみだそう。
お目当てのぶどうがある場合は、早めに行かないと売り切れてしまいます。
ここから配送も受け付けています。
めずらしいぶどうも!
めずらしいぶどうに出会えるのも、産直ならではの良さですね。
朝早く出かけましょう
毎年ここから県外のお友だちに送ってます、という方は、カートに何箱も載せて購入されていました。
みなさん、選ぶのが早い!ぶどうの箱はどんどんレジへと運ばれていきます。
種類を選びたい方は、朝一番から行かれることをおすすめします。
曜日によって混み具合は違うとのことですが、私が訪問した日曜日は、お昼までにほぼ売れていました。
手頃な自宅用、あります
なんだろう?と思いのぞいてみると、ここにもぶどうや地元産の野菜が、かごに入って並んでいます。
訪問時(9月3日)は、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ、ピオーネ、安芸クイーン、ナガノパープルなどなど(数えきれない)が並んでいました。
朝どれぶどうなので、日によって種類も変わっていくとのこと。
新鮮なぶどうの香りいっぱいの売り場で、テンションが上がります。
こちらの売り場も大人気で、かなり売れています。(午前10時時点)
種類によっては、冷凍してシャーベットや保存もいいですね。
特に皮ごと食べられる種のないぶどうは、ゴミが出ないので、アウトドアやキャンプにぴったりなんです。
味くらべできる詰め合わせがうれしい
これは、瀬戸ジャイアンツとピオーネ、安芸クイーンの詰め合わせ。量もたっぷりで、十分満足できますよ。
ソロキャンプできるんです
そして、この「葡萄浪漫館」は敷地内でソロキャンプもできるんです。
小高い場所にあるので、緑いっぱいで町中より涼しく、風が抜けていきます。
早速テントを張ってみました。
自然のなかのキャンプサイト
利用料はなんと500円。井原駅などの中心地からも車で10分ですので、観光もあわせて楽しめます。
今年の2月から始められたそうで、薪も販売していますよ。
予約、問い合わせは電話かメールで受け付けています。
「葡萄浪漫館」休館日や年末年始、イベント開催時は利用不可となります。
買ったぶどうでデザートづくり
「葡萄浪漫館」手作りシフォンケーキは150円。
手持ちの材料とあわせて、デザートを作っていきます。
ぶどうのデザートタイム~♪
ぶどうと生ハム、チーズのせて、オリーブオイルをかけたカナッペの完成です。
さわやかな初秋の味わいです。
もうひとつの名産 ジビエ
今回は、「キジトラ招福堂」さんが捕獲、精肉した猪肉のミンチとバラ肉を料理してみました。
ひき肉はミートソースに!
匂いがあるんじゃないかな?と不安に思っていましたが、食欲をそそるいい匂いです。
玉ねぎのみじん切り、ニンニク、ショウガで炒め、赤ワインで下味をつけ、ホールトマトで煮込みます。
ごろっとしたミンチ肉は、味わいが豊かで、特別な香辛料などなくても、じゅわっと旨みが広がります。
ぶどうとジビエのマリアージュ
農作物に悪さをするイノシシが、生まれ変わってぶどうと素晴らしいマリアージュ(結婚)をはたす。自然の恵みを生かした、井原の素晴らしいグルメだと思いました。
バラ肉はサムギョプサルに
赤身の肉と白い脂がなんとも食欲をそそります。
クセも匂いもなくて、他の部位も試してみたいと思いました。お取り寄せできるので、秋冬の季節にいろんな料理にチャレンジしてみたいですね。
これから星空の美しい時期になり、井原のいい季節がやってきますね。
ぜひ、出掛けてみてください!