非日常を感じる島時間!笠岡諸島「飛島」「六島」を巡る日帰り島旅

笠岡港・住吉乗り場から【笠岡~飛島~六島】の定期便を利用して島巡り。
大飛島でのSUP体験後に、六島に渡り島を散策。
非日常を感じる島時間を楽しんでみてはどうでしょうか?
掲載日:2022年08月09日
  • ライター:松原宏美
  • 6322 ビュー

笠岡港・住吉乗り場

島旅は笠岡市にある笠岡諸島旅客船ターミナル「みなとこばなし」笠岡港・住吉乗り場からスタートします!
笠岡港・住吉乗り場はJR笠岡駅から徒歩約5分で着きます。
車の場合は、笠岡市観光駐車場(無料)が近くにあります。
航路は2種類ありますが、今回は「笠岡港~飛島~六島」方面航路へ乗船します。
 

大飛島(おおびしま)

一般的に大飛島(おおびしま)・小飛島(こびしま)をあわせて飛島(ひしま)と呼ばれています。
大飛島には北浦港と州(す)港の2ヵの港がありますが、北浦港と州港を合わせて「大浦港」と呼ぶようです。
読み方、呼び方が色々あって不思議だったので船の方や島の方に教えてもらいました。
今回は大飛島にある「Ile d’or Cafe & Guest house(イルドールカフェ&ゲストハウス)」でSUP体験を予約していたので、お店の方が州港で待ってくれていました。
※大飛島は椿が有名で見頃は2~3月です。

着替えは大浦港待合所で出来ますが、更衣室はないので、水着は下に着て行く方が良いです!
待合所にトイレ、自動販売機があり、トイレはビーチにないのでここで済ませておくようにしましょう。
自動販売機の飲み物も売り切れている商品が結構あったので、飲み物は持って行く方がいいです!

SUP体験スタート

着替えたらすぐ近くのビーチまで移動します。
乗り方、注意事項、一日のスケジュールの説明を受け体験開始です!
スマホの防水ケースを貸してくれるので、自分達で海の上の写真も撮れます!
最初は浅瀬で練習。体験は約2時間、終了時刻になったら迎えに来てくれます。

小飛島(こびしま)

向こう側に見えるのが小飛島(こびしま)です。
ここまでSUPで目指します!

大飛島~小飛島

どんどん大飛島から離れ、小飛島まで何とか落ちずに行けました!
途中船が近くを通ると波が来て少し怖かったですが、座って波が落ち着くのを待って乗り切りました。
小飛島に着いて、休憩と撮影をして大飛島に戻ります!

海の中

海の中にはクラゲや魚がいて、穏やかな瀬戸内海を全身で感じられました。
帰りは向かい風になって少し大変でしたが、海風も気持ちよくてすごく楽しかったです。
大飛島に着いて浅瀬で2人乗りに初挑戦してみましたが、2人乗りはやはりバランスを取るのが難しく、何度も海に落ちて大笑いしてしまいました!
海でのSUP体験は初めてでしたが、日常では感じることのできない体験ができていい思い出になりました。

体験は7歳から可能で、15歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
20歳未満の方は保護者の同意が必要です。

ヘリポート

緊急搬送用ですが、オススメ写真スポットにもなっています。
このマークの上でジャンプ!で撮ると素敵な写真が撮れますよ!
六島にもあります。

Ile d’or Cafe & Guest house(イルドールカフェ&ゲストハウス)

今回SUP体験をさせてくれたのは、「Ile d’or Cafe & Guest house」さんです。
体験終了時刻に車で迎えに来てくれ、お店まで連れて行ってくれます。
ここでシャワーと着替えをしてランチタイムです!
シャワーは別料金がかかります。

ランチ

ランチはタコ飯、スープ、サラダ、ドリンクでした!
海で動いてすごくお腹がすいていたので、すぐ食べきってしまいました。
とても美味しかったです。デザートも追加で付けました。

デザート

この日のデザートはベイクドチーズケーキでした。疲れた体に甘い物が美味しい!
ドリンクも選べます。
 

客室

ランチを食べながらお店の人とお喋りして、島の事を教えてもらったりとゆったりとした時間を過ごしました。
ゲストハウスの中も案内してもらいました。
客室は3部屋あり、貸し切りもできるそうで、泊りで訪れて島時間を過ごすのも贅沢だと思いました。
現在「おかやま旅応援割」と「ええもん笠岡・泊って発掘クーポン」併用でとてもお得に泊まれるみたいです!
ランチ後は船の時間まで島散策を楽しんで、また港まで送ってもらいます。

恋人岬

お店から徒歩約1分で着く「恋人岬」。景色も綺麗で、こちらもオススメ写真スポットになっています。
恋人岬には結(ゆい)の鐘があります。
2014年2月、恋人岬に「結の鐘」が設置されました。「結の鐘」という名前の由来は「男女だけでなくいろんな人との縁を結びつけたい」と願いが込められています。

六島

州港まで送ってもらい船に乗り、次は六島へ向かいます! 運賃は船の中で払います。

六島には「湛江港」「前浦港」があります。
湛江港と前浦港は歩いても移動できる距離なので、行きは湛江港で降り、帰りは前浦港から乗りました。
ただ、湛江港にしかエアコンがないので、長い時間待つ場合などは湛江港の方がおすすめです。

六島浜醸造所

岡山県最南端のクラフトビール醸造所。
こちらのお店を知ったのは、イベント出店の時にお店の方が『人生迷ったら、六島においで。』と言ってたのが印象的で、一度は六島へ行ってみたいと思っていました。

イベントや取扱店の色々な場所で飲むことも可能ですが、醸造所隣に飲食スペースがあり、こちらでビールをいただけます。不在の日も多くあるようなので、行く際は連絡してから訪問してください!

六島ビール

瓶ビールは通販や岡山県内の取扱店で購入可能です。
取扱店によってお土産用ボトルを販売しているお店と瓶ビールが飲めるお店があるので、確認してから行ってみてください。
先ほどの大飛島にある「イルドールカフェ&ゲストハウス」さんでも飲むことができます。

灯台

六島のシンボルでもある灯台です。
白い色が青空に映え、四国の島々まで一望できます。
水仙(スイセン)の時期(1~2月)には、灯台の周辺に白い花のじゅうたんと甘い香りが広がる素敵な場所です。  
灯台までの道のりには通称「トトロのトンネル」や「あそびば!」があり、道中も楽しめます。

島小屋

みんなが集まれる交流の場で、カフェと宿泊施設も兼ねている場所です。
平成26年の第3期の六島インターンシップの大学生が「島小屋プロジェクト」を提案し、その後のインターン生がそのプランの実現のために、島民と共にリノベーション・運営企画を進め、平成28年11月1日11時11分に宿泊の受付をスタートさせました。
島には商店や自動販売機がないので、休憩にピッタリです。

今回、日帰りで飛島と六島を満喫してきました。
本当にどちらの島も癒される場所で、島民の方も優しい方ばかりで行ってよかったと思いました。
ぜひ、皆さんも島時間を体験しに笠岡諸島に行ってみてください。
 

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