マンガ、ドラマ、映画も話題!『推し武道』を推す自治体「和気町」がアツい

岡山県和気町が「推し武道」の愛称で知られる150万部発行のマンガ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(平尾アウリ/徳間書店)とコラボして町おこしをしているのをご存じですか? 作品に登場するキャラクターが和気町出身ということで、町の公式インフルエンサーに就任したり、「推し武道」コラボの限定グッズがもらえるファンクラブが設立されたり、原画展やコラボスタンプラリーが行われたり、さらには町職員がガチコスプレでPR活動したりと、まさに町をあげて「推し活」をしています。
掲載日:2023年12月01日
  • ライター:おか旅編集部
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「推し武道」とは?

「推し武道」とは、日本武道館でのライブを目指して活動する岡山の地下アイドル「ChamJam(チャムジャム)」とファンとの交流を描いた岡山が舞台の青春群像劇。2020年にTVアニメ化、さらに2022年には松村沙友理さんが主演で実写TVドラマ、そして2023年には映画も公開された大人気作品です。岡山市がメインロケ地だったためJR岡山駅前や表町商店街など、岡山市内の景色もたくさん映画に登場しています。
★『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、第14回ロケーションジャパン大賞にもノミネート。2023年12月10日(日)まで一般投票受付中です⇒投票はコチラ
ん? ロケ地でもない和気町がなぜ「推し武道」とコラボを? そう思われる人もいると思いますが、実は作中に和気町出身のキャラクターが登場するからなのです。和気町出身のキャラクター「基(もとい)悠希&玲奈(れな)兄妹」は、地下アイドル「ChamJam」を応援するファン。妹の玲奈ちゃんは原作でも人気のキャラクターで、作中でSNSインフルエンサーとして活躍している繋がりで、和気町の公式インフルエンサーに就任! なんと就任式も行われました!!

「和気町ファンクラブ」も設立

基玲奈ちゃんのインフルエンサー就任と同時期に、和気町のファンを増やす目的で「和気町ファンクラブ」も設立。なんと入会料は無料!さらに 会員特典として会員証や名刺、クリアファイルといった「推し武道」コラボの限定グッズがもらえるんです。無料でこんな素敵なグッズが手に入るってすごい! 和気町ファンクラブは随時会員募集中とのこと。公式LINEをお友だち登録すると、最新情報やお得な情報も届きます。

首都圏や県内で積極的にPR活動

東京ビッグサイトで行われた世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット」(通称:コミケ)にも、和気町がアイドルグループ「もふる×クロス」とコラボして出展。
岡山県内だけでなく首都圏でも積極的にPR活動を行っています。その際は、町職員がコスプレをするというガチっぷり。

過去最大規模の複製原画展を和気町で開催

さらに2023年は夏から秋にかけて、和気町内にて平尾アウリさんの単独では過去最大規模となるマンガの複製原画展も開催されました。

「推し武道」コラボのグルメスタンプラリー開催中(~2023年12月31日)

和気町内の飲食店などを巡る「推し武道」コラボのグルメスタンプラリーも絶賛開催中。期間中にスタンプを2個集めると、「推し武道×和気町コラボ」のオリジナルデザイントートバッグがもらえます(先着1,000名)。
※『推し武道』コラボのグルメスタンプラリーは2023年12月31日(日)まで

町内各所で等身大パネルと写真撮影もできる

JR和気駅の構内や、片鉄ロマン街道にある「旧天瀬駅」、和気町歴史民俗資料館には、「推し武道」キャラクターの等身大パネルがあり、写真撮影も可能です。※写真は旧天瀬駅

思わず推したくなる町・岡山県和気町

マンガやアイドルとのコラボ、コミケなどのイベント出展、職員がコスプレをしてPRと、ユニークな企画を次々と打ち出している和気町。次はどんなことを仕掛けていくのか? 和気町の活動から目が離せません!
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