岡山市の建築を歩いて巡る日帰りコース

岡山市の建築を歩いて巡る日帰りコース
  • 所要時間: 1日コース
  • 主な移動手段: 徒歩
岡山市の中心部を巡るコース。岡山後楽園や岡山城に寄り道しても。
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岡山県庁舎


前川氏初の庁舎建築
  • 岡山県庁舎
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  • 岡山県庁舎
世界的建築家ル・コルビュジエに師事した前川國男が手がけた初の庁舎建築。
北側道路から中庭に導く開放的なアプローチや、本館と議会棟を、回廊と渡り廊下で結んだ設計は、親しみやすい庁舎の先駆けとなりました。
本館4階以上の全面を覆うガラス窓とスチールのパネルは「カーテンウォール」と呼ばれるもの。
パネルには表面に表情をつけるために折り目がつけられており、まるで板チョコのようです。
中庭のオブジェは、児島出身の作家・古橋矢須秀氏の作品『環(かん)』で、1981年に作られました。
建築家/完成年:前川國男/1957年
見学・撮影について:一部見学会にて開放
約6分
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おかやま信用金庫内山下スクエア


街角のランドマークとなる信用金庫
  • おかやま信用金庫内山下スクエア
  • おかやま信用金庫内山下スクエア
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  • おかやま信用金庫内山下スクエア
  • おかやま信用金庫内山下スクエア
おかやま信用金庫創立100周年を記念して、発祥の地に建てられました。
数々の世界的な賞を受賞した安藤氏の設計で、シンボリックな建築物でありながら、北側の壁面にガラスを多く用い、隣接する旧日本銀行岡山支店を借景として取り入れています。
3階まで吹き抜けのエレベーターホールがあり、明かりは自然光とスリットからの照明のみの、湾曲した打放しコンクリートの幻想的な空間となっています。
建築家/完成年:安藤忠雄/2013年
見学・撮影について:館内見学可能
約1分
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ルネスホール(旧日本銀行岡山支店)


岡山の新たな文化・芸術創造拠点
  • ルネスホール(旧日本銀行岡山支店)
【旧日本銀行岡山支店の建物について】
1987年に日本銀行としての歴史に幕を降ろした後、改修が行われ「ルネスホール」の愛称で多目的施設として開館しました。
貴重な歴史的建物の保存再生利用が高く評価され、2012年日本建築学会賞(業績)を受賞しました。
正面玄関に立つ4本のエンタシス柱、コリント様式の柱頭飾りなど、古典ギリシア様式の格調高いデザインが特徴です。
公文書棟や金庫棟はカフェやギャラリーとして整備されています。
建築家/完成年:長野宇平治/1922年
見学・撮影について:館内見学可能
約5分
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林原美術館


岡山城二の丸対面所跡に位置し、大きな長屋門が目を引く美術館
  • 林原美術館
東京都美術館や熊本県立美術館を手がけた前川國男氏にとって初めて手がけた美術館建築。
回遊性のある一筆描きプランは、世界遺産にも登録されたル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館に通ずるものがあります。 展示棟の外壁には「焼き過ぎレンガ」が使われています。形・色ともに不揃いですが風合いがあり、周りの木々の緑とも調和しています。
建築家/完成年:前川國男/1963年 見学・撮影について:展示室は撮影不可
約10分
5

岡山市立オリエント美術館


古代メソポタミアの聖塔を思わせる美術館
  • 岡山市立オリエント美術館
国内唯一の古代オリエントを専門とする公立の美術館。
箱を積み上げたような外観により内部に出現する3つの大きな吹き抜けは、建築家岡田新一氏が西アジア各地の取材旅行で体感したオリエント建築の要素を取り入れたものです。
美術館としては珍しく様々な方法で自然光を取り入れており、トップライト(採光窓)から落ちる柔らかな光は、豊かで趣のある空間を作り出しています。
建築家/完成年:岡田新一/1979年
見学・撮影について:展示室は撮影不可
約2分
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岡山県立美術館


郷土ゆかりの芸術家の優れた作品を収集・展示
  • 岡山県立美術館
郷土にゆかりあるすぐれた美術品を収集・展示するとともに、内外の芸術活動を紹介する展覧会やワークショップを開催しています。創る、学ぶ、集う、守る、繋ぐ広場として、地域の芸術文化の発展に貢献していく「県民とともに創る美術館」です。  

【岡山県立美術館の建物について】
かつて岡山城のあった天神山の一角に建つ美術館。
同じ設計者である岡田氏の岡山市立オリエント美術館が壁の集合によって建築を表しているのに対し、岡山県立美術館は量塊の集合によって建築を表しています。2階展示場に向かう階段から見えるトップライトは、アートフォーラム(屋内広場)を木漏れ日のような柔らかな光で照らしてくれます。
建築家/完成年:岡田新一/1987年
見学・撮影について:展示室は撮影不可
約2分
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岡山県天神山文化プラザ


前川國男設計! アート的なデザインが盛り込まれた建物
  • 岡山県天神山文化プラザ
竣工当初は「岡山県総合文化センター」という文化施設として開館。
黄色に彩られた1階のピロティや、吹き抜けのレリーフ、鋭い切れ込みの空調吹き出し口、前川建築の特徴である鮮やかな色使いなど、芸術的な要素が随所に見られます。「成層圏ブルー」と呼ばれる前川氏独特の深い青の天井に、ランダムに配置された照明はまるで夜空の星のようです。見学希望の方は2階情報センターまで。
建築家/完成年:前川國男/1962年
見学・撮影について:館内見学可能
GOAL
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