大正浪漫あふれる列車で白壁の町・倉敷から宿場町・矢掛へ日帰りコース
- 所要時間: 1日コース
- 主な移動手段: 公共交通機関、徒歩
白壁の町、倉敷に泊まった翌日は、井原鉄道の大正浪漫漂うレトロな特別列車「夢やすらぎ号」に乗って、デニムのふるさと井原から宿場町矢掛(やかげ)へ。日本で唯一、国指定重要文化財に指定された本陣と脇本陣が残る町を大名気分で歩いてみよう!
START
倉敷駅からJR伯備線で約7分、清音駅へ
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井原鉄道「夢やすらぎ号」
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井原鉄道「夢やすらぎ号」(車内)
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車内はまるで居間やティールームように落ち着いた空間です。窓のブラインド・ベンチ・吊り手・荷物棚・カウンターには天然ムク材を使用しシックな味わいが特徴です。外装は、郷愁のある夕焼け小焼けを象徴する茜色に、内部シートは木製ブラウンカラーの落ち着いた雰囲気です。車両のデザインは、九州新幹線や豪華寝台列車「ななつ星」などを設計した岡山県出身の水戸岡鋭治氏です。
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錆びた鉄橋(高梁川橋梁)
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清音(きよね)駅を出発してしばらくすると、井原鉄道で最も長い高梁川橋梁(716.3m)に差しかかります。ナント、この橋には最新技術がいくつも使われているんです!
写真では、赤茶色に錆びた鉄橋に見えますが、橋の材料は無塗装耐候性鋼材という、保護性の錆(安定錆)を形成するように設計された特殊合金鋼で、防錆塗装をしなくても長持ちするようになっています。
また橋梁上で大きくカーブを描く珍しい鉄橋で、さらに民営鉄道や第3セクターでは非常に珍しいと言われる「ロングレール」という継ぎ目のないレールが使用されています。実際に乗車して体感してみてください!
井原鉄道で約35分
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井原デニムストア
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海外のブランドから高い評価を受ける井原産デニム。井原駅構内にあるデニムショップD# THE STOREではオリジナルのジーンズや小物類が展示販売されています。リーズナブルで質の高い井原産デニムをここでチェックしてみて。
徒歩すぐ
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ごんぼうバーガー
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井原市芳井町明治地区の特産「明治ごんぼう」を使ったご当地バーガー。この地域特有の粘土質の赤土で採れたゴボウは、太くて非常に柔らかく、風味が豊かと絶賛されています。明治ごんぼうバーガーは、井原駅構内の食堂で販売されています。テイクアウトもOK。
井原鉄道で約13分
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矢掛駅(レンタサイクル)
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駅舎は、宿場町・矢掛らしい和風建築で駅前には大きな櫓時計があります。
約10分
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旧矢掛本陣石井家住宅
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山陽道第18番目の宿場町矢掛の本陣として、国の重要文化財に指定されています。
本陣は参勤交代で江戸と国もとを行き来する大名や公家、幕府役人の宿として、機能し、建物は、当時の建築の粋をこらしており、当時の繁栄を現在に伝えます。
約5分
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旧矢掛脇本陣髙草家住宅
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本陣の予備にあてられ、当時、宿場の両替商で庄屋役でもあった高草家が選ばれました。特に白壁、張瓦の堅固な建築様式が美しいです。本陣から400mの所にあり、本陣と共に国の重要文化財に指定されています。
タクシーで約5分
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大通寺
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江戸時代後期に築かれた池泉観賞式庭園。背景に見える山(高峰山)を庭園の借景に取り込んでいます。木々の緑と石組みのコントラストが見事で、石寿園とも呼ばれています。県の名勝にも指定。
タクシーで約10分
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吉備真備公園
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奈良時代の政治家・学者、吉備真備(きびのまきび)公を顕彰する目的で整備された公園。中国家屋を再現した館址亭や、吉備公が中国から伝えたとされる囲碁にちなんだ石造りの大碁盤もある。「日本の歴史公園百選」にも選定。
GOAL
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