「日本の六古窯」のひとつ備前焼。中でも最も古い約1000年の歴史を誇ります。釉薬(うわくすり)を一切使用せず、絵付けもせず、だた窯で焼くのが特徴です。仕上がりは土の性質や温度の変化によって変わるため一つとして同じ…
「日本の六古窯」のひとつ備前焼。中でも最も古い約1000年の歴史を誇ります。釉薬(うわくすり)を一切使用せず、絵付けもせず、だた窯で焼くのが特徴です。仕上がりは土の性質や温度の変化によって変わるため一つとして同じ…
ころんと丸みを帯びたフォルム、鮮やかでカラフルな色彩、どこか愛嬌のあるユーモラスな表情が魅力的な「倉敷はりこ」は、岡山県西部の倉敷地域で明治初期から作られている縁起物の郷土玩具です。わずかな風にも首を動かす「首振…
岡山市撫川地区で作られている撫川うちわは、粋で艶やかなひと品です。うちわの上部に描かれた雲形の模様の中に、一筆書きで俳句を表現した「歌継ぎ」の技法。そして、明かりにかざした時に、俳句の文字とそれに呼応する花鳥風月…
戦国時代以前からの伝統を持つとされる高田硯は、江戸時代には将軍家への献上品として重用され、宮本武蔵も愛用していたと伝わります。この硯の特徴は、気品あふれる漆黒の光沢で、「金眼」「銀糸」と呼ばれる模様があるものは特…
津山市で作られている「手織作州絣」は、藍色に映える繊細な幾何学模様が特徴の織物。太めの木綿糸が使われていたことから、丈夫な生地として庶民の間で親しまれてきました。模様のモチーフになるのは椿や松、鶴や亀など縁起がい…
備中和紙は丈夫で墨の乗りがよく、特に仮名書きに最適とされる手漉き和紙で、原料などの違いから趣や用途の異なる数種があります。古くから備北地域地方の暮らしの中で様々に使われてきた、コウゾが原料の「清川内紙」。ガンビを…
県北部に位置する蒜山地域で育つ植物「ヒメガマ」は、防水性に優れ、軽くて丈夫なことから、その機能性とガマ本来の艶を活かして作られているのが「がま細工」です。かつては、雪が多いこの地域に欠かせない雪駄や蓑(みの)など…
岡山県のい草産業は、瀬戸内の恵まれた自然環境に育まれ、早島、倉敷周辺の県南部で隆盛を誇り、古くは量・質ともに日本一の産地でした。原料であるい草の生産は近年、量的には他の県より少なくなりましたが、加工技術は全国一で…
蒜山高原に自生するヤマグリを用い、備中漆等の天然の漆で仕上げられています。ヤマグリを生木のまま輪切りにし、年輪の中心を一気にろくろ挽きするという、ほかの漆器産地では見られない独特の木地作りが特徴です。 伝統的な…
岡山県北部に広がる美作地方はミツマタの一大産地で、紙幣の原料として国立印刷局に納めていることから、この地のミツマタは、「局納ミツマタ」とも呼ばれます。津山箔合紙は、そんなミツマタを原料とする高級和紙で、様々な工程…
瀬戸内海に面し、古代・中世には風待ち、潮待ちの港として栄え、曙の美しさが古くから詩歌に詠まれるなど風光明媚な地としても知られる瀬戸内市邑久町の虫明。その地の良質な山土を主体とする独自の粘土で作る虫明焼は、薄造りの…
児島は1965年に国産初のジーンズが発売された「国産ジーンズ発祥の地」といわれています。 昔から綿花の栽培が盛んに行われ、これを利用した木綿繊維業が発展しジーンズ製品を中心とした日本でも有数の繊維産業の地として現…
塗装やコーキング等の際に、作業箇所以外を汚さないために使われる保護用テープとして使われるテープ。現在では、オシャレで独創性豊かな製品が増え、お土産品として人気です。倉敷美観地区では、倉敷の町家やお店がデザインされ…
岡山の象徴ともいえる岡山城は、漆黒の佇まいから烏城とも呼ばれる名城。その名を冠した烏城紬は、200年以上受け継がれる織物です。かつては行程ごとに分業で作られていましたが、昭和の中頃から糸紡ぎや染色、整経、機ごしら…
独自の木目を生かした力強いタッチで身近な花や野菜などの彫りが特徴の漆工芸品です。 【烏城彫の五大特徴】 ・彫りは実写的、作品は芸術的です。 ・民芸の素朴さと堅実さをあわせもっています。 ・特に熱及び酸に対して強…
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