①備中国分寺×月(地球照)
細い月の影には地球照が見えています。地球照は地球に当たった光が月の影に届いて光るものです。
地球照の中では、うさぎが餅をついています。
五重塔の左側の明るい星は金星です。
この撮影のタイプラプス動画をご覧いただけます。
②備中国分寺×月(月光柱)
雲が多かったのですが、月の上に月光柱(ムーンピラー)が見えました。
冬型の気圧配置でしたので、左から右に雲が流れており、北(左側)から寒気が入ってきておりましたので雲の下に氷の粒があったと思います。
③備中国分寺×月(月暈:つきかさ)
備中国分寺に到着前には、月暈がもっと濃く見えていた時間がありました。広角レンズで撮影しましたので、五重塔が傾きます。
気象現象だけを撮影すると大きさが実感できませんが、前景に五重塔などを入れて撮影すると、大きさを示す尺度になると考えています。
④備中国分寺×月(月光環)・霧
霧で周囲の光がまったく見えなかった夜に、霧が晴れた時に月の光環が見えました。
このような現象は初めて見ました。撮影した写真を元に作成したタイムラプス動画を確認すると、この後、もう1回光環が見えていました。月暈とは、異なる現象です。
⑤備中国分寺×天の川・さそり座の星たち
間もなく梅雨に入ると思われた日の深夜、五重塔の下に立つと、さそり座と共に火星・土星たちが光を放っていました。
倉敷市方向・総社市中心部方向からの光害が多いこの地とは思えない澄んだ星空で、左上には天の川も薄っすらと見え、誰もいない境内で至福の時間を過ごしました。
⑥備中国分寺×ブルーライトアップ
備中国分寺五重塔の「世界糖尿病デー」ブルーライトアップイベントが、2017年11月13日(月)~ 2017年11月19日 (日)の1週間ありました。その時に、約600mの遠距離から撮影しました。ここからの五重塔の風景はお気に入りです。
⑦備中国分寺×太陽(日暈:ひがさ、にちうん)
五重塔と日暈(ひがさ、にちうん)です。
この写真を眺めていると、日暈が「仏の眼」に見えて来ました。仏が私たちの行動を見ているようにも見えます。
自宅を出る時から、日暈が出ているのを知っておりました。お昼過ぎなので、五重塔の直下で撮影することにしました。
⑧備中国分寺×虹(主虹・副虹・過剰虹)
五重塔の上にかかる二重の虹です。虹が出ていたから撮影したのでは無く、虹が出るかもしれないと予測して撮影したものです。下の虹を主虹と言います。上の虹を副虹と言います。
そして、主虹の直下に沿って、過剰虹が写っています。肉眼では、主虹しか確認できませんでした。
⑨備中国分寺×朝焼け
早朝に撮影した朝焼けです。深夜の月暈を撮影している内に朝になりましたので、国分寺の西側に移動しました。折しも、田植え直後の水田に空の色が写って綺麗でした。
⑩備中国分寺×朝焼け・霧
霧で周囲の光がまったく見えなかった夜から、朝を迎えても霧がありました。朝陽の光の中で、霧・田んぼが照らされていました。
⑪備中国分寺×夕焼け・赤い稲穂のライトアップ
今年も、「赤米フェスタ」が開催されました。その中で、赤米と五重塔が赤色にライトアップされる、「ライトアップ(赤い稲穂の夕べ)」が開催されました。
とても良い感じの夕焼けと共に撮影することが出来ました。