これぞ幻想風景!地元カメラマンが教える備中国分寺の撮り方11選

 備中国分寺で撮影した写真や動画で、月・星・虹・霧・朝焼け・夕焼けなどの絶景を備中国分寺の五重塔のある風景とともにご紹介します。
 なお、各写真のリンク先は、写真SNS(GANREF)となっており、撮影データ・撮影場所がわかります。
掲載日:2017年11月21日
  • ライター:  
  • 12205 ビュー

①備中国分寺×月(地球照)

撮影日時:2017年9月18日 午前3時56分
 細い月の影には地球照が見えています。地球照は地球に当たった光が月の影に届いて光るものです。
 地球照の中では、うさぎが餅をついています。
 五重塔の左側の明るい星は金星です。

この撮影のタイプラプス動画をご覧いただけます。

②備中国分寺×月(月光柱)

撮影日時:2017年2月11日 18時29分
 雲が多かったのですが、月の上に月光柱(ムーンピラー)が見えました。
 冬型の気圧配置でしたので、左から右に雲が流れており、北(左側)から寒気が入ってきておりましたので雲の下に氷の粒があったと思います。

③備中国分寺×月(月暈:つきかさ)

撮影日時:2017年6月12日 2時02分
 備中国分寺に到着前には、月暈がもっと濃く見えていた時間がありました。広角レンズで撮影しましたので、五重塔が傾きます。
 気象現象だけを撮影すると大きさが実感できませんが、前景に五重塔などを入れて撮影すると、大きさを示す尺度になると考えています。

④備中国分寺×月(月光環)・霧

撮影日時:2017年11月8日 22時51分
 霧で周囲の光がまったく見えなかった夜に、霧が晴れた時に月の光環が見えました。
このような現象は初めて見ました。撮影した写真を元に作成したタイムラプス動画を確認すると、この後、もう1回光環が見えていました。月暈とは、異なる現象です。

⑤備中国分寺×天の川・さそり座の星たち

撮影日時:2016年6月2日 0時08分
 間もなく梅雨に入ると思われた日の深夜、五重塔の下に立つと、さそり座と共に火星・土星たちが光を放っていました。
 倉敷市方向・総社市中心部方向からの光害が多いこの地とは思えない澄んだ星空で、左上には天の川も薄っすらと見え、誰もいない境内で至福の時間を過ごしました。

⑥備中国分寺×ブルーライトアップ

撮影日時:2017年11月17日 19時42分
 備中国分寺五重塔の「世界糖尿病デー」ブルーライトアップイベントが、2017年11月13日(月)~ 2017年11月19日 (日)の1週間ありました。その時に、約600mの遠距離から撮影しました。ここからの五重塔の風景はお気に入りです。

⑦備中国分寺×太陽(日暈:ひがさ、にちうん)

撮影日時:2017年5月3日 13時29分
 五重塔と日暈(ひがさ、にちうん)です。
 この写真を眺めていると、日暈が「仏の眼」に見えて来ました。仏が私たちの行動を見ているようにも見えます。
 自宅を出る時から、日暈が出ているのを知っておりました。お昼過ぎなので、五重塔の直下で撮影することにしました。

⑧備中国分寺×虹(主虹・副虹・過剰虹)

撮影日時:2017年3月27日 16時03分
 五重塔の上にかかる二重の虹です。虹が出ていたから撮影したのでは無く、虹が出るかもしれないと予測して撮影したものです。下の虹を主虹と言います。上の虹を副虹と言います。
 そして、主虹の直下に沿って、過剰虹が写っています。肉眼では、主虹しか確認できませんでした。

⑨備中国分寺×朝焼け

撮影日時:2017年6月12日 4時49分
 早朝に撮影した朝焼けです。深夜の月暈を撮影している内に朝になりましたので、国分寺の西側に移動しました。折しも、田植え直後の水田に空の色が写って綺麗でした。

⑩備中国分寺×朝焼け・霧

撮影日時:2017年11月9日 7時02分
 霧で周囲の光がまったく見えなかった夜から、朝を迎えても霧がありました。朝陽の光の中で、霧・田んぼが照らされていました。

⑪備中国分寺×夕焼け・赤い稲穂のライトアップ

撮影日時:2017年9月13日 18時27分
 今年も、「赤米フェスタ」が開催されました。その中で、赤米と五重塔が赤色にライトアップされる、「ライトアップ(赤い稲穂の夕べ)」が開催されました。
とても良い感じの夕焼けと共に撮影することが出来ました。
マップを見る

同じテーマの記事

このライターの記事