岡山市半田山植物園に入園
写真は18:00頃の写真です。
夕日が残る18:00に受付を開始し、21:00まで開園されます。(入場は20:30まで)
普段は入れない時間帯に入れるのはワクワクしますね!
階段ライトアップ
入場してすぐ、階段がライトアップされています。
ロマンティックな光景で素敵!
お子さんたちが大喜びで楽しそうに記念写真を撮っていました。
夜に咲く花の動画上映
ナイトガーデンの一番の見所、パラグアイオオオニバスの開花の様子を見てから実際の植物を見ると、より感動するので、是非ご覧になってから 園内を回ることをおすすめします。
順路ライトアップ
※カメラの三脚は禁止となっています。
40年~50年に一度咲くトックリラン
こんなチャンスは滅多にない!
ぜひこの珍しい花を鑑賞してくださいね。
ヨルガオ
葉っぱやお花の違いを観察すると面白いですよ。
イランイラン
イランイランです。
イランイランは昼間も咲くのですが、 昼間は香りがほとんどせず、 夜になると香りがとても強くなります。夜の虫を呼ぶためです。
イエライシャン
甘い香りの中にどこか気品がある香りも感じられます。
ヘビウリ
園内ライトアップと市内の夜景
パーゴラ
一番の見どころ! パラグアイオオオニバス
ニ晩しか咲かない花、パラグアイオオオニバスです。
びっくりすることに、つぼみのときから香りがします。一晩目は白色で咲きますが、2日目は違う色で咲くのです。1日目に白で咲くのは、白色で目立つようにして良い香りでコガネムシなどの甲虫類を呼ぶため。個体にもよりますが 18:00過ぎから咲き始め 19:00頃完全に開花します。
昼間のパラグアイオオオニバス
なぜ閉じるか?
それは、寄ってきた虫たちを閉じ込め、花粉まみれにするためです。
2日目のパラグアイオオオニバス
1日で色が変わるなんて、不思議!
1日目で閉じ込めた虫たちを放つための開花です。
花粉まみれになった虫たちが 他の花に移動して受粉してくれます
ピンクの花が咲いた後は水の中に帰っていきます。それは種を取られないための防衛策。
水の中に帰っていくなんて、オオオニバスの生態システムはよくできているなぁと驚きました。
完全に開花したらライトアップしてくださるので、 光を当てないようにしてくださいね。
今年はさらなる入場者の増加が見込まれるので、早めのご来園がおすすめ。
駐車場がいっぱいになった場合は、 臨時駐車場もありますが、公共交通機関のご利用をおすすめします。
岡山市半田山植物園ナイトガーデン2023
開催期間:2023年9月8日(金)~10日(日)
開催時間:18:00~21:00(入園受付は20:30まで)
※16:30に一旦閉園し、18:00から再度開園
開催場所:岡山市半田山植物園
所在地:岡山市北区法界院3-1
TEL:086-252-4183
入園料:大人310円、小人125円、65歳以上無料(要証明書提示)
アクセス:JR法界院から徒歩約15分または岡⼭駅から岡電バス「理⼤東⾨⾏」に乗り「植物園前」下⾞、徒歩約1分
秋の夜長の秋風に吹かれながら、幻想的な植物園をぜひ実際に足をお運びいただきご堪能ください。
鈴虫の声を聞きながら、夜の花のいい香り…と、視覚のみならず聴覚、嗅覚で楽しめますよ。
ツツジが美しい春の半田山植物園の記事もございますので、あわせてご覧ください