赤い家は通信を求む(玉野市/築港商店街)
通りを歩けばアートに遭遇する!?
2022年宇野港周辺会場の今までにない試みといえば、築港商店街の中でアートが楽しめることです。下町風情たっぷりの町の中。この路地の奥!?この病院の中!?空き家とアートが、3人の作家の作品によってつながれて。開放感たっぷりのイベントになっていますよ。さあ、1つ目の青い看板みつけました!
せわしなく回りつづける人工芝と地球儀!?見てはいけないパンドラの箱を開けてしまったような、生きもののような赤い家の中では、ナゾの装置たちが回転したり、浮いていたり。2階の上皿天秤にも驚かされました!緊張と緩和。静と動。アートユニット(片岡純也+岩竹理恵)のお2人による立体と平面の、響き合いがたのしい作品ですよ。
所在地:玉野市築港1-10(やさい屋ポッケの右路地入る)
実話に基づく
所在地:玉野市築港1-15-16(旧三宅医院)
時間屋(イメージ画像)
所在地:玉野市築港1-11-26
S.F.(日の出公園)
S.F.シリーズなど、素材や枠組みにとらわれない作品で注目を集める作家・金氏徹平さんの新作。今から楽しみです!宇高連絡船の遺構ものこる、宇野港突堤には、トルコ生まれの作家アイシャ・エルクメンさんの作品も展示予定。どちらも「作品に選ばれた」海町玉野ならではの空間ですよ。
所在地:玉野市築港5-20
アートプロジェクト(JR宇野駅舎)
白桃を食べて育った桃鯛と瀬戸内パエリア弁当
塩釜焼きローストビーフなど、地元食材として「玉野の塩」をテーマにしたメニューが揃っていて、なんと穴子の蒲焼きのふりかけ付き!目で見て。味も食感も楽しめる。思い出にのこるお弁当ですよ。お野菜もたっぷり。玉野の豊かさが詰まってました!
海の記憶(中央公園)
構成要素は、チタニウム・瀬戸内周辺の自然石・海水!?船のようなオブジェの中には、瀬戸内海の海水が封入されているいるんですって。みどり、白、きいろ。鏡面に映り込む「玉野」が反射したり、揺らいだり。色んな角度から、ぐるぐる回って光沢の変化を楽しめる!作家・内田晴之さんの作品です。
所在地:玉野市宇野1-25
宇野コチヌ
所在地:玉野市築港1-1-4(おまち堂前)
船底の記憶(宇野港第一突堤)
芝生の緑と、空の青。そして黒い鉄のかたまり!?港の広場では、作家・小沢敦志さんの鉄のアツい作品が2点、常設展示されています。ノルウェー船のスクリューや、軍艦のいかり。かつての船の一部たちは岡山へ来て、こうして余生をすごしている。しかも、年ごとにパーツが足されているんだとか!経年進化しつづける、終わりなきアートですよ。
所在地:玉野市築港1-1-4
終点の先へ(JR宇野駅前)
宇野駅前でオブジェのように飾られていますが、なんとレンタルOK!
実際にこの日も、2台のアート自転車とすれちがいました。再生するアートでめぐる港町はまた、格別ですよ。
春会期は5月18日(水)まで。夏~秋へとまだまだつづく瀬戸芸イヤー。たっぷり楽しんでくださいね。
所在地:玉野市築港1-2