早島町の「いかしの舎」はランチやカフェも楽しめる隠れ家スポット

歴史を感じる和の空間に風情漂う日本庭園。だけどそれだけじゃない! ランチにカフェ、イベントなど、多彩に楽しめる知る人ぞ知る早島町の隠れ家スポット「いかしの舎」の魅力をご紹介します。
掲載日:2023年04月21日
  • ライター:おか旅編集部
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「いかしの舎」とは?

早島が最も栄えていた往時の面影を残す「いかしの舎」は、畳表と経糸の問屋だった旧寺山家の屋敷をまちの文化創造拠点として蘇らせた施設です。明治末期建築の建物は、なまこ壁の外観に風格ある母屋や蔵、風情漂う庭など雰囲気たっぷり。見学も可能です。

知る人ぞ知る隠れ家ランチスポット

蔵を改装した茶房では、美味しいランチやカフェが楽しめます。落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせるとあって、ランチの後にそのままお茶をして…と長居する人も多いそう。知る人ぞ知る隠れ家的なランチスポットです。

魚or肉が選べる「季節の7品ランチ」

旬の食材を使用した季節の7品ランチ(1,320円)は、メインを肉か魚から選べます。写真は魚のランチ。3種の小鉢と漬物、ご飯、みそ汁が付きます。この日は鰆の梅肉煮がメインでした。肉料理では、鶏天のおろしポン酢や照り焼き、肉豆腐など、やさしい味わいの料理が登場します。売り切れることも多いので予約がおすすめ。

自家製スイーツメニューも充実

カフェタイムに嬉しいスイーツメニューも充実しています。コーヒーor紅茶付きのケーキセット(880円)はチーズケーキ、ガトーショコラ、イタリア風アイスケーキのセミフレッドの3つからセレクト。選べない!という人は全種類味わえるスイーツ3種盛り(1,100円)を。チーズケーキにはさつまいもの蜜煮がごろっとイン。季節によって黒豆やベリー、ドライイチジクなどフィリングが変わるそう。

夏でも食べたい! 一年中人気の自家製ぜんざい

北海道産の小豆を3時間以上炊いて作るというぜんざい(770円)は、季節を問わず人気のひと品。きび砂糖を使ったあっさりとした甘みに、焼きたてのお餅の芳ばしさがとても合います。他にも和風パフェや白玉あんみつといった甘味、玉島「松涛園」の季節の上生菓子を抹茶やほうじ茶、上煎茶、コーヒーと一緒に楽しめる和菓子セットも気になります。

庭の見える窓辺の席は特等席

長屋門と蔵、母屋に囲まれた庭は、しっとり落ち着いた佇まい。苔むした石やつくばい、木々の緑が涼やかで表の喧騒を忘れるよう。庭が見える窓際の席が特に人気です。

教室やイベントに使える部屋貸し

母屋や長屋門の部屋は貸し出しもOK。二胡や琴、書道、整体など、様々な習い事やイベント、会議やパーティーにも利用されています。写真は母屋の1階。

母屋2階はベンガラ色の襖が印象的

ベンガラ色の襖と太い梁が印象的な母屋の2階。窓を開けると庭が見渡せます。こちらではヨガなどの教室が行われているそう。

雰囲気たっぷり洋間の応接室

ベルベット張りの造り付けソファーとマントルピースがある応接室。こぢまんまりとした空間ながら、雰囲気たっぷりなので占いやセラピーのイベントに人気の一室。映画の撮影が行われたこともあるとか。他にも長屋門や茶室の貸し出しも可能で、テーブルや椅子、プロジェクター、マイク、ホワイトボードなどの設備も揃っています。

趣ある庭では記念日やコスプレ撮影も

母屋と茶室に挟まれた日本庭園。こちらも自由に見学ができます。七五三や成人式など記念日をはじめ、コスプレの撮影スポットとしても注目を集めています。

美味しい料理と和の空間で特別なひとときを

部屋を借りて食事会もできるので、お食い初めや法事、顔合わせ、忘新年会、披露宴なども可。会席料理(4名以上)は昼の三二会席3,850円、会席5,500円~。夜の料理コース8,800円~、飲み放題コース7,700円~。母屋全体の貸し切りもできます。

カフェだけじゃない使い勝手抜群スポット

2023年5月からは夜カフェ営業もスタート。キャンドルが灯る庭を眺めながら、和・洋のプレート料理やスイーツ、ハーブティー、お酒が味わえるように。また、土曜夜市や子ども食堂といったイベントも開催されています。食だけでなく、学び、体験、ハレの日を彩る場 etc. 様々な目的を持った人たちが集い、それぞれに楽しむことができる「いかしの舎」をぜひ訪ねてみて。

住所:都窪郡早島町早島1466
TEL:086-483-1243
営業時間:9:00~17:00
※2023年5月10日から夜営業開始(水~日曜日 17:00~22:00)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※夜カフェは月・火曜日休み
駐車場:あり
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