岡山城「夏の烏城灯源郷(うじょうとうげんきょう)」
戦国時代の武将・宇喜多秀家が築いた岡山城は、外壁が黒塗りのため「烏城(うじょう)」と呼ばれています。「烏」とはカラスのことです。その歴史ある「烏城」をライトアップしたイベントが「夏の烏城灯源郷」です。
逆さ烏城
この光景は、岡山後楽園側から見た岡山城。 岡山城と後楽園の間を流れる旭川は、岡山三大河川の1つです。 この日は条件が揃わず、ぼんやりとした逆さ烏城ですが、穏やかな水面の時には、鏡のように映る逆さ烏城が見られるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
備前蝶の行灯
岡山後楽園正門前と岡山城廊下門前に貸出ポイントが設置されますので、行灯を手に散策するとさらに雰囲気アップしそうですね。
和傘あかり
厳かで存在感を放つ岡山城と色とりどりの和傘のコラボレーションは、まるで和風ファンタジーの世界のよう。
灯りのアート
「Galaxy summer fest!!」が見られるのは8月16日(水)まで。8月17日(木)からの後半は、「花鳥風月」が展示されます。
城壁
岡山城西側、一段低くなった場所にある城壁では、 シャボン玉とも泡とも見えるような円がくるくると投影されています。 地面は青や緑に色が変わるライトで照らされ、夏の夜を涼しげに彩っています。
【岡山城・夏の烏城灯源郷】
開催期間:2023年8月1日(火)~8月31日(木)
開催時間:18:00~21:30(天守閣への入館は21:00まで)※日中も開城しています
アクセス:JR岡山駅から東山行き路面電車約5分、「城下」下車、徒歩約10分
天守閣入城料:大人400円、小中学生100円
岡山城と岡山後楽園を繋ぐ「月見橋」のアゲハ蝶
ぜひ岡山城と岡山後楽園をセットでお楽しみください。
連絡橋の「月見橋」では色とりどりのアゲハ蝶が投影されて、蝶がひらひらと遊ぶように回っています。とってもかわいくてきれい!立ち止まって見ていると、地面が動いているような不思議な感覚に。
岡山後楽園「夏の幻想庭園」
竹細工でできた毬の照明
宝石を散りばめたような園庭
延養亭のプロジェクションマッピング
幻想庭園の写真スポット
竹には「令和5年 夏の幻想庭園」の文字や、金魚がくり抜かれています。固い竹をこんな繊細に細工できるとは、さすが匠の技です。
夏の竹提灯
鹿鳴館の前庭で18:00~各日先着50名限定なので、お早めに!
私は赤い灯りの金魚と、青い灯りの波模様の2つを購入しました。暗い園内を周るのに優しい灯りがお供してくれるので、おすすめです!岡山後楽園「夏の幻想庭園」の思い出として、ぜひどうぞ!
涼の小径(風鈴のトンネル)
中の島の島茶屋(しまぢゃや)と太鼓橋のライトアップ
折り鶴灯り
光の道
花葉の池
メインの庭園のみでなく、様々な場所がライトアップされ、夜間特別開園に伴ったイベントやプレゼントも実施されています。
曜日限定のうちわプレゼントや音楽演奏会、体験イベントなどがありますので、ぜひいろいろと楽しんでくださいね!
【岡山後楽園・夏の幻想庭園】
開催期間:2023年8月1日(火)~31日(木)閉園時間を21:30まで延長
開催時間:18:00~21:30(入園は21:00まで)※日中も開園しています
所在地:岡山県岡山市北区後楽園1-5
アクセス:(路面電車利用)JR岡山駅から東山行き路面電車約5分、「城下」下車、徒歩約10分
(バス利用)JR岡山駅から藤原団地行きバス約12分、「後楽園前」下車すぐ
入園料:大人410円、65歳以上140円、高校生以下無料
今年の幻想庭園は春・夏・秋で開催
今年の幻想庭園は、春・夏・秋で開催されます。それぞれの季節で異なった演出がされているので、 竹細工の毬や風鈴などのライトアップを見られるのは今だけ!
夜間特別開園「秋の幻想庭園」は2023年11月17日(金)~26日(日)の予定です。
「春の烏城桃源郷」もレポートしましたので、ぜひご覧ください。
風情豊かな日本の伝統文化と現代の技術・ライトアップの粋な融合に、幻想的で心癒される時間を過ごすことができますよ。