岡山芸術創造劇場 ハレノワ「ハレノワ創造プログラム 『終点 まさゆめ』」

蜷川幸雄が創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」に、松井周が書下ろした『聖地』初演から14年。今回、演劇と介護を掛け合わせた演劇活動を行う、「老いと演劇」OiBokkeShi主宰の菅原直樹（岡山県在住）が出演・演出協力で加わり、さらに岡山・三重・埼玉のオーディションで選ばれた65歳以上のキャストも参加。新たなキャストとスタッフを迎えて、「終点 まさゆめ」として生まれ変わります。

＜あらすじ＞
少し先の未来。
ちょうどいいサイズの欲望をちょうどよく叶えてくれる惑星「まさゆめ」。そこで人生最後の日々を過ごそうとするために、宇宙船に乗り込んだ7人の高齢な乗客たち。突然のハプニングにより宇宙船はそのままだと「まさゆめ」に辿り着けない。そこで船長の提案により、乗客1人を船から降ろすことになった。どうやら乗客同士の会議で決めるという。
人生の終盤に入った彼らにとってこの会議はどのような意味を持つのか？
儀式のように始まるこの再現劇は、一体どこにたどり着くのか？