ひしおのお雛まつり2025 赤穂緞通展
ひしおのおひなまつり2025 あこうだんつてん「ひしおのお雛まつり」とは、「勝山のお雛まつり」に合わせて勝山文化往来館ひしおで開かれる展覧会のことで、ひしおが開館した2005年度から毎年実施してきた恒例の行事です。
【関連イベント】
〇オープニングトーク(要入場料)
阪上梨恵さんによる作品解説など
日時:2025年2月22日(土) 14:00~14:45
【赤穂緞通とは】
兵庫県赤穂市出身の児島なかが創始した綿の手織り絨毯で、明治初期から昭和初期にかけて産業として盛んに織られていた。廻船業を営む裕福な家に生まれたなかは、江戸末期頃、夫と共に訪れた讃岐国高松にて万暦氈という異国の敷物を目にし、これを播州地方特産の綿糸で織ることを思い立つ。彼女は26年の歳月をかけて独自に技法を試行錯誤し赤穂緞通を完成させた。
赤穂緞通は握り鋏を用いた“摘み”と呼ばれる独特の作業による精緻な仕上がりと、世界各地の意匠を取り入れた華麗な文様が特徴である。明治30年代には明治天皇・皇后の御召列車の調度品として採用されるなど高い評価を得た。
昭和13年に綿花輸入統制により全ての織元が廃業するも、戦後1軒の織元が再開し赤穂御崎にて操業していた。平成3年、失われつつある技術の伝承のため、織り子の阪口キリヱさんを講師として赤穂市教育委員会が講習会を開催。現在、講習会修了者によって後進への技術伝承が行われている。
- エリア
- 美作
- カテゴリ
- 祭り・伝統行事 アート・展示・音楽・公演
基本情報
開催期間 | 2025年2月22日(土)~3月23日(日) |
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開催時間 | 10:00~16:30 |
開催場所 | 勝山文化往来館ひしおホール |
住所 | 岡山県真庭市勝山162-3 |
電話番号 | 0867-44-5880(勝山文化往来館ひしお) |
公式サイト | |
定休日 | 水曜日 |
料金 | 入場料:300円(中学生以下無料) |
交通アクセス(車) | 米子自動車道久世ICまたは、湯原ICから約20分 |
交通アクセス(公共) | JR中国勝山駅から徒歩約10分 |
駐車場 | 普通車10台 |
関連資料 |
※日程、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。