岡山県の滝特集! 涼を感じに行きたいスポット17選

しなやかで優美な小滝から迫力満点の瀑布まで、この季節涼を感じに行きたい岡山県内各地の滝をご紹介。木々に囲まれた森の中、心洗われる川のせせらぎ。流れ落ちる水はまさに天然シャワーです。たっぷりのマイナスイオンを浴びにでかけませんか?

1.神庭の滝(真庭市)

  • 玉垂の滝

    玉垂の滝

断崖絶壁を落下する西日本屈指の名瀑
高さ110m、幅20mのスケールを誇る西日本屈指の名瀑。断崖絶壁に落差の小さい滝が何個も点在する段瀑は、自然が創り出した芸術です。初夏の新緑と秋の紅葉の季節は特におすすめ。「日本百景」「日本の滝百選」にも選ばれています。

2.布滝(津山市)

玄武岩の岩肌を滑らかに流れ落ちる水
玄武岩の柱状節理となっている滝の斜面を斜めに流れる水が、白い布をさらしているように見えるため「布滝(のんだき)」という名前が付けられました。上部は別の滝と続いており、一番上から合わせるとその高さは50mにも及びます。

3.不動滝(新庄村)

深い天然林の先にある男滝と女滝
毛無山を源流とする滝。城主の姫が恋する人を慕って入水したと伝えられる荒々しい男滝と、その下流にある優美な姿の女滝から成ります。神秘的な女滝には心を洗われ、水しぶきを上げる水量豊かな男滝の迫力に心を奪われます。

4.横野滝(津山市)

三者三様の趣きがある3つの滝
それぞれ滝つぼを持った一の滝、二の滝、三の滝と呼ばれる3つの滝で構成されており、異なった趣が楽しめます。滝の近くにある茶屋「もみじ亭」では夏場の流しそうめんが人気(2023年6月は土日、7・8月は毎日営業)。涼を求めて県外からも多くの人が訪れます。

5.岩井滝(鏡野町)

流水を裏側から見られる“裏見の滝”
流れ落ちる大量の水を裏から眺められる涼スポット。高さ約10m、幅6mの「岩井滝」は、巨大な岩盤の下を通って滝の裏側へまわり込むことができます。滝の手前には「日本名水百選」に選定された「名水岩井」が湧き出ています。
※2023年の台風7号により発生した豪雨等の影響により現在立入禁止

6.鳴滝(吉備中央町)

巨岩・奇石がごろごろ! 迫力満点
水量が多く巨岩や奇岩がごろごろしているため迫力満点! 滝から続く渓谷の沿って遊歩道や広場、キャンプ場などが整備されていて、四季折々の風情を楽しみながら散策が楽しめます。

7.血洗の滝(赤磐市)

ヤマタノオロチ伝説ゆかりの地
素戔鳴尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した剣を洗い、身体を清めたという伝承からその名が付いた滝。吉井川の支流である滝山川の深部、木々に囲まれた森の中にあり、流れ落ちる水や川の音が響いています。

8.絹掛の滝(新見市)

白い絹布のように優雅で美しい
白い絹布のように優雅で美しいところから、「絹掛(きぬがけ)」名が付けられました。高梁川上流県立自然公園の中央にあり、井倉峡の一部として高梁川に沿って走るJR伯備線や国道180号線を往く車の中からも眺めることができます。

9.鳴滝(新見市)

水量によって滝壷の数が変化!
3段になって流れ落ちる約30mの滝です。静かな日にはおよそ2km離れた麓の集落まで水音が聞こえると言われていたことから「鳴滝」と呼ばれるようになりました。森の木漏れ日や澄んだ水など、マイナスイオンをたっぷり感じられます。

10.不動滝(真庭市)

渓谷を歩いて往く天然の涼場
全長400mの遊歩道を歩いた先にそびえる落差20mの滝です。山水画を思わせるしっとりと落ち着いた風情の山乗渓谷にあり、天然の涼を感じられる癒しスポットとして人気。周辺のブナ林にはめずらしい野鳥、渓流にはヤマメなど川魚が生息しています。

11.白水の滝(美作市)

  • 男滝

    男滝

男滝、女滝からなる山奥の名瀑
男滝(おんたき)とその下流にある女滝(めんたき)から構成。高さ約12m、幅約5mの男滝は、雨季にはその幅が約10mにもなります。滝壺の水は伏流水となって下流に注ぎ、下流にある高さ約7mの女滝も優美な姿を見せています。

12.琴弾の滝(美作市)

滝の宮とも称される天石門別神社の神域
落差13m、幅5mの、大小2段から成る滝。滝の宮とも称される「天石門別(あまのいわとわけ)神社」の神域に位置しています。上の滝は雄滝(おんたき)、下の滝は雌滝(めんたき)と呼ばれ、古くから知られている名瀑です。

13.トヤの夫婦滝(津山市)

並び合って落下する夫婦のような滝
黒木ダム近くの山道を登っていくと現れる大小の滝。水量も多く太い男滝(右側)と細い流れで可憐な女滝(左側)が、岩の上から二筋に分かれ並びあって落水していることから、「夫婦滝(めおとだき)」と呼ばれています。

14.屋敷の滝(奈義町)

戦国の武将・延原弾正の屋敷跡
戦国時代の武将・延原弾正の屋敷跡があった場所とされ、「屋敷の滝」と呼ばれています。深い緑に囲まれた​馬桑川の源流にある滝は、高さ約40m。水量豊かで清らかな水は周囲の原生林にも映えています。

15.深谷の滝(備前市)

不動明王が祀られた民間信仰の場
上段の滝から流れ落ちた水が、滝壷から更に下の淵に瀑布となって注ぐ二段の滝です。上の雄滝は高さ15m、下の雌滝は高さ7m。滝のそばの岩場には不動明王が祀られていて、民間信仰の場にもなっています。

16.大滝(備前市)

大岩を蛇行しながら流下する滝
あじさい寺として知られる「西法院(さいほういん)」の境内にあります。大岩を蛇行しながら流れ落ちる水は風情があり、弁天堂や季節の花や木々とあわせてとても絵になります。

17.白糸の滝(井原市)

象徴詩人・西条八十が命名
抒情的な詩や歌謡曲・童謡などの作詞で知られる西条八十(さいじょうやそ)が命名した、5段からなる落差25mの知る人ぞ知る名勝。県道沿いにあるため、気軽に見に行けるのが魅力です。