白山神社
はくさんじんじゃ首部(こうべ)という珍しい地名の場所にある神社。境内にある首塚は温羅伝説ゆかりの場所であり、首部の地名はこれに由来していると言われています。鳥居をくぐり、参道の階段を登ると、お尻をあげた姿勢の「構え獅子」と呼ばれる岡山では珍しい型の狛犬が配置されています。さらに境内を進むと、右手に高さ2mほどの盛り土があり、これが首塚です。吉備津彦命との戦いに敗れた温羅の首はこの地に晒されました。しかし、温羅の首は夜になるとうなり声をあげ、それが何年も続き村人たちは気味悪がったため、吉備津彦命は温羅の首を吉備津神社へ移し、かまどの下、地中深くに埋めました。これがかまどで火を炊き、釜のなる音で吉凶を占う「鳴釜神事」の起源と言われています。
基本情報
住所 | 〒701-1201 岡山県岡山市北区首部236 |
---|---|
公式サイト | |
交通アクセス(車) | 山陽自動車道岡山ICから約5分 |
交通アクセス(公共) | JR備前三門駅から徒歩約35分 |
駐車場 | なし |
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。