伝統に守られ、豊かな自然の中で育った、絶品ブランド和牛を味わう
全国の有名和牛ブランド松阪・近江牛のルーツと言われている千屋牛は岡山が誇るブランド牛のひとつ。指定農場で育てられた地域ブランド牛「なぎビーフ」にも注目です。津山名物のご当地肉料理も紹介します。和牛のルーツ、千屋牛とは?
高梁川源流の豊かな自然と、江戸時代からの先人たちの知恵によって大切に育てられた千屋牛は、きめ細かい霜降りと赤身が特徴。柔らかく、風味豊かな味わいが愛されています。新見市周辺では、千屋牛を使ったグルメが充実しています。
牛肉の聖地 津山の肉料理
独自の肉食文化が根付く津山ではさまざまな名物肉料理が味わえます。牛肉の骨の周りの肉をそぎ落とした肉と野菜やキノコなど山の幸をたっぷり使った「そずり鍋」。津山方言の「そずって」からこの名がついたとか。牛肉ブロックに天然塩をふり、数日間干して旨みを凝縮させた「干し肉」、牛の大動脈を塩、こしょうで味付けした「ヨメナカセ」、牛すじ肉をじっくり煮込みスープ状になったものを冷やし固めた「煮こごり」など、個性豊かな地元グルメが堪能できます。
こだわりの地域ブランド牛「なぎビーフ」
「なぎビーフ」は県北部の1000m級の山々に囲まれた豊かな自然の中で育った黒毛和牛。ストレスを少なくし、地元産の餌を与えるという、こだわりの飼育方法で育てられたため安全で、おいしい牛肉となります。 適度な霜降りと、赤身のうま味が楽しめる味わい深い逸品です。