山懐に抱かれた美しい村・新庄村の最高品種の餅米『ひめのもち』

豊かな自然の中で育てられる餅米の最高品種「ヒメノモチ」

岡山県の西北端に位置する新庄村は、1000m級の山に囲まれ、澄んだ空気やブナの原生林から湧き出る清流に恵まれた、自然豊かな村。この地の自慢のひとつが、村を挙げて育てている餅米「ヒメノモチ」です。
冷夏・長雨でうるち米の収穫に大打撃を受けた昭和55(1980)年に、「ヒメノモチ」の被害がほとんどなかったことから、この地の気候に適していると栽培農家が増加。村全体で「ヒメノモチ」のブランド化を図り、平成27(2015)年9月には「新庄村ひめのもち普及促進に関する条例」が定められました。

米そのものの甘さを引き出した「ひめのもち」は、きめの細かさと粘りの強さが身上

昼夜の寒暖差の大きさ、水源の森百選 に認定されている「毛無山」のブナの原生林から流れ出る清涼な水、有機堆肥を投入した肥沃な土。餅米づくりに適した新庄村で、農家が丹精込めて育てる餅米の最高品種「ヒメノモチ」。それを100%使用した杵つき餅の「ひめのもち」は、白さとキメの細かさ、粘り、そして甘みに秀でた自慢の品です。
添加物などを一切使用しないでつく「ひめのもち」は、バリエーションも豊富。コシの強い「白餅」、黒大豆を加えた「豆餅」、鍋料理に最適の「しゃぶしゃぶ餅」のほか、「ひめのみえっ張り大福」や「豆大福」といった甘味も作られています。

ふっくらと炊きあがる餅米「ひめのもち」は、おこわやおはぎ、団子にも

新庄村のほか、真庭市や津山市など県北部で栽培されている「ヒメノモチ」。この餅米は、餅にすると白さがいっそう際立ち、食感は粘りとコシがありながら、とてもなめらか。餅米の中では比較的あっさりとしているので、いくらでも食べられると評判です。
蒸して作るおこわはもちろん、「ひめのもち」に好みの具材を加えて炊飯器で簡単に作れる炊き込みご飯でも、モチモチの食感を堪能できます。また、絶妙な粘りと歯ごたえを生かして作る、おはぎや団子もおすすめです。

取材協力:株式会社メルヘン・プラザ
ふるさと納税でもらおう

ふるさと納税の返礼品に「ひめのもち」もあります。
粘りとコシがありながら、とてもなめらかな「ひめのもち」をぜひご賞味ください。