美しく豊かな海で育つ、ふっくら大粒、クリーミーな『岡山かき』
栄養分をもたらす三大河川が流入する海域は、カキ養殖に最適
岡山県でカキの養殖が始まったのは、文化年間(1804~1818)の頃といわれています。以来、カキの養殖に適した海と養殖に携わる人々の努力によって品質の高いカキが育てられ、その生産量は広島県・宮城県に次いで全国3位(平成30年度)を誇っています。
三大河川から流入する栄養塩を取り込んだ豊富な植物プランクトンをエサに、大小多数の島かげによって風波から守られたカキ筏で育つ「岡山かき」。エサとなる植物プランクトンの豊富さが、ふっくらと大粒で滋味深い、クリーミーなカキを育むのです。
三大河川から流入する栄養塩を取り込んだ豊富な植物プランクトンをエサに、大小多数の島かげによって風波から守られたカキ筏で育つ「岡山かき」。エサとなる植物プランクトンの豊富さが、ふっくらと大粒で滋味深い、クリーミーなカキを育むのです。
環境を守るための地道な努力も、「岡山かき」のおいしさの秘密
岡山県内でカキの養殖を行うのは、日生町、伊里、邑久町、牛窓町、寄島町、笠岡市の6つの漁協です。多くの漁師たちが連携し、品質の高い「岡山かき」を出荷しています。
たとえば日生町漁協では、昭和60(1985)年から海草の一種であるアマモの種まきをするなどして、海の環境整備に努めてきました。40年近く経た今では、繁茂したアマモが光合成によって大量の酸素を作り出すことで、カキの養殖環境がよくなったと言います。
たとえば日生町漁協では、昭和60(1985)年から海草の一種であるアマモの種まきをするなどして、海の環境整備に努めてきました。40年近く経た今では、繁茂したアマモが光合成によって大量の酸素を作り出すことで、カキの養殖環境がよくなったと言います。
「岡山かき」が養殖される海域は、潮の干満差が大きく、エサが豊富であることから高い品質のカキが育つ条件が揃っています。そのため、ほかでは出荷できるサイズに育つのに通常2~3年かかるところが、1年でそれに負けない大きさに育つのだとか。1年もののカキは濃厚な味わいで、火を通しても身が縮みにくいのが特長です。
朝に水揚げされたカキを 安全・安心も添えてその日に出荷
「安心しておいしいカキを食べてほしい」そんな思いを込めて育てられる「岡山かき」は、まだ暗い午前3時頃から水揚げされます。
クレーンを使いカキを吊り上げる水揚げ作業は、暗闇の中で行う危険なもの。それでも夜が明けきらぬ暗闇の中で行うのは、「朝に水揚げしたものを、その日に出荷する」という信念から。寒さの厳しい冬の夜の海で、漁師たちはカキを収穫します。
クレーンを使いカキを吊り上げる水揚げ作業は、暗闇の中で行う危険なもの。それでも夜が明けきらぬ暗闇の中で行うのは、「朝に水揚げしたものを、その日に出荷する」という信念から。寒さの厳しい冬の夜の海で、漁師たちはカキを収穫します。
水揚げされたカキは、洗浄を経て素早くむき身にされます。熟練の職人が大中小の3サイズに選別しながら、手際よく次々と殻をむいてくさまは圧巻の一言。その後、滅菌海水で再び洗浄し、その日のうちに袋詰めされ、全国に出荷されます。
どの工程でも衛生面や品質管理を徹底。細菌検査や水質検査を欠かしません。さらに、生産者や育った海域、検査情報などを確認できるトレーサビリティシステムも導入し、「安全・安心」な「岡山かき」を全国へと自信を持って届けているのです。
どの工程でも衛生面や品質管理を徹底。細菌検査や水質検査を欠かしません。さらに、生産者や育った海域、検査情報などを確認できるトレーサビリティシステムも導入し、「安全・安心」な「岡山かき」を全国へと自信を持って届けているのです。
シンプルな調理法で「岡山かき」をダイレクトに味わう
ふっくらと大粒で、クリーミーな「岡山かき」。寒さが厳しくなる冬場を迎えると、より一層旨味が増し、プリプリとした食感や、したたるエキスにも食欲をそそられます。
殻付きの場合は、そのままレンジで加熱するだけの「蒸しガキ」で味わうのがおすすめです。岡山名産の多様なワインをはじめ、地酒や地ビールといった「岡山のお酒」を合わせて、おいしさの相乗効果を楽しんでください。また、むき身の場合は、フライパンで焼き、仕上げにポン酢や醤油で軽く焦げ目をつけて味わうのがおすすめ。焼くことでカキの風味がより広がり、箸の止まらぬおいしさに。ほとんど手を加えないからこそ、素材そのものの美味しさがダイレクトに伝わってきます。
殻付きの場合は、そのままレンジで加熱するだけの「蒸しガキ」で味わうのがおすすめです。岡山名産の多様なワインをはじめ、地酒や地ビールといった「岡山のお酒」を合わせて、おいしさの相乗効果を楽しんでください。また、むき身の場合は、フライパンで焼き、仕上げにポン酢や醤油で軽く焦げ目をつけて味わうのがおすすめ。焼くことでカキの風味がより広がり、箸の止まらぬおいしさに。ほとんど手を加えないからこそ、素材そのものの美味しさがダイレクトに伝わってきます。
和洋中、様々なバリエーションで 堪能
和・洋・中、どんな料理とも相性のよい「岡山かき」。
なかでも手軽に味わえると評判なのが、スライスしたニンニクとむき身のカキをオリーブオイルで炒め煮したスペインの定番料理「アヒージョ」。カキの旨味がしみ出したガーリックオイルにパンを浸して味わうと、さらなる美味しさが広がります。
他にも、パスタやチヂミ、雑炊など、様々なアレンジで、カキの魅力を味わい尽くしてください。
なかでも手軽に味わえると評判なのが、スライスしたニンニクとむき身のカキをオリーブオイルで炒め煮したスペインの定番料理「アヒージョ」。カキの旨味がしみ出したガーリックオイルにパンを浸して味わうと、さらなる美味しさが広がります。
他にも、パスタやチヂミ、雑炊など、様々なアレンジで、カキの魅力を味わい尽くしてください。
旬の美味しさを瓶に閉じ込めた「岡山かき」の加工品
旬にしか味わえない「岡山かき」ですが、その美味しさを一年中味わってほしいという思いから、岡山では産地の強みを生かした、多彩な加工品を展開しています。
たとえば、JF岡山県漁連では、「浅炊き」、「酒蒸し」、「丼の素」、「マリネ」の4種のカキ料理を味わえる「岡山の牡蠣詰合せ」を製造・販売。色々なカキのおいしさを味わえると評判のひと品です。
そのほか、醤油と砂糖で浅炊きにした「かきのコロコロ煮」や、B級グルメで話題の「カキオコ」などもあり、どの商品にも豊かな海で大切に育てられた「岡山かき」が用いられています。
自宅用はもちろん、贈答用としても人気が高い「岡山かき」の加工品をご賞味ください。
取材協力:JA晴れの国岡山東赤坂支店
たとえば、JF岡山県漁連では、「浅炊き」、「酒蒸し」、「丼の素」、「マリネ」の4種のカキ料理を味わえる「岡山の牡蠣詰合せ」を製造・販売。色々なカキのおいしさを味わえると評判のひと品です。
そのほか、醤油と砂糖で浅炊きにした「かきのコロコロ煮」や、B級グルメで話題の「カキオコ」などもあり、どの商品にも豊かな海で大切に育てられた「岡山かき」が用いられています。
自宅用はもちろん、贈答用としても人気が高い「岡山かき」の加工品をご賞味ください。
取材協力:JA晴れの国岡山東赤坂支店
ふるさと納税でもらおう
ふるさと納税の返礼品に「牡蠣」もあります。
殻付き牡蠣やむき身、オイル漬けなど岡山の絶品牡蠣をご賞味ください。
殻付き牡蠣やむき身、オイル漬けなど岡山の絶品牡蠣をご賞味ください。