やかげ郷土美術館　矢掛町合併70周年記念　特別展「判じ絵展」

「判じ絵」とは、日本語に多い「同音異義語」を利用しその絵が表す「音」を読み解いて答えを考える洒落(しゃれ)を用いた言葉遊びの事です。江戸時代に大人から子どもまで広く庶民に流行しました。江戸の名所や日本各地の地名、動植物に道具類、子どもの遊びなど、あらゆるものが「判じ絵」に取り上げられました。浮世絵師たちが趣向を凝らした様々な図柄の組み合わせは、当時の人々には簡単でも、現代を生きる私たちには馴染みのない難しい問題もありますが、ユーモアとセンスで江戸の人々に挑戦してみましょう。
今回の展覧会では、江戸時代の浮世絵師たちが描いた判じ絵を中心に、約100点が展示されます。江戸時代に宿場町として栄えた矢掛で、判じ絵を読み解きながら、江戸気分を味わってみてはいかがでしょうか。

【関連イベント】
〇講演会「判じ絵あれこれ～なぞときの楽しさ」（仮称）
日時　2024年7月20日（土）13:30～15:00（開場13:00）
場所　やかげ郷土美術館2F研修室
講師　岩崎　均史氏
定員　70名（7月2日10:00～電話申し込み、先着順）
参加費　無料（判じ絵展の観覧券が必要です）

〇落語会「言葉あそびの落語会」
日時　2024年8月3日（土）13:30～14:30
場所　やかげ郷土美術館 2F研修室
出演　車家化狐。華乃家覇笛
演目　「ん廻し」「平林」「提灯屋」
定員　70名（7月2日10:00～電話申し込み、先着順）
参加費　無料（判じ絵展の観覧券が必要です）

〇ワークショップ「和綴じ本をつくろう！」
日時　2024年8月18日（日）10:00～12:00
場所　やかげ郷土美術館 2F研修室
講師　2つボタン
定員　15名（申し込み要/詳細はチラシをご確認ください）
対象　小学生以上（小学生は保護者同伴）
参加費　500円（判じ絵展の観覧券が必要です）