太古のロマン&インスタ映え!恐竜公園とカブトガニ博物館に行ってきた

世界でただひとつ、カブトガニをテーマにしたユニークな博物館、「笠岡市立カブトガニ博物館」では、絶滅危惧種の“生きた化石”、カブトガニを間近で見学できます。敷地内にある恐竜公園には、カブトガニと同じ時代を生きた恐竜が実物大でたたずみ、迫力満点!
お子さまはもちろん、大人も、見て、学んで、撮って楽しいスポットです。
掲載日:2020年01月14日
  • ライター:m.k
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恐竜公園 ①ド迫力の恐竜たち

カブトガニ博物館の敷地内にある恐竜公園は、入場無料で楽しめます。
ティラノサウルス、イグアノドン、プロトケラトプスなど、図鑑や映画でおなじみの恐竜たちが「実物大」で、そこかしこに!
説明書きのプレートがあるので、学習にもぴったり!
恐竜たちは学術研修を受けた精巧な復元模型。公園内に、7種8体が展示されています。
こちらは意外と小さくてかわいかった、プロトケラトプス。子育ての様子です。ゴビ砂漠で巣や卵などに至るまで化石が発見されたことから、このような展示になっているようです。
間近で見られるのが嬉しい! こんな風に、恐竜と一緒に記念撮影が楽しめちゃいます。

恐竜公園 ②アスレチック広場

恐竜公園の一角に、複合遊具があります。こちらは対象年齢6~12歳、
こちらは対象年齢3~6歳です。幅広い年齢の子どもたちが楽しめます。
ところどころ、恐竜やカブトガニのモチーフが。色合いといい、タイムスリップしたような気分で遊べそう!

カブトガニ博物館 ①生きたカブトガニ

恐竜公園の奥にあるドームが、カブトガニ博物館です。入場料は大人520円、高校生310円、小中学生210円。
笠岡市のカブトガニ繁殖地は、国の天然記念物に指定されています。カブトガニ博物館では、2億年以上も生き続けている絶滅危惧種、カブトガニや、生物の進化などについて学ぶことができます。また、カブトガニの保護を行っている施設でもあります。
私のイチオシは、生きたカブトガニを間近で見ることができる、カブトガニ大水槽です。
カブトガニは“生きた化石”と呼ばれていることから、あまり動かないイメージでしたが、意外と動きまわる様子にびっくり!
ひっくり返っておなかを見せてくれたり、
ずっと連なって動き回るメスとオスも。この姿から、カブトガニは昔から「夫婦円満」の象徴とされてきたそうです。
カブトガニのおちゃめでかわいい一面を発見できました。

カブトガニ博物館 ②楽しく学べる展示

ドームに沿ってらせん状になっていてスタイリッシュな展示ゾーン。カブトガニの生態や研究成果、笠岡・世界での保護活動、生物の進化の歴史などが、わかりやすくまとまっています。
お子さまが楽しく学べる工夫もたくさんあり、
生息地が光る、地図のパネルや、
動かせる展示、カブトガニのマリオネット、
筆を使って砂の中にかくれた化石を掘るような体験ができる、タッチコーナーも。
80人が座れるカブトガニシアターでは、カブトガニ博物館のマスコットキャラクター「カブニ」と「カブ海(かぶみ)」と一緒にクイズ形式で学ぶことができます。
約40億年前の地球から、恐竜時代、現代まで…「超空間探索船KABU-2」でタイムスリップ!

カブトガニ博物館 ③恐竜についても学べる

カブトガニだけでなく、恐竜の骨格標本も充実しています。カブトガニと同じ時代を生きていた、恐竜たち。
改めて、恐竜時代から姿を変えずに生き続ける、カブトガニのすごさを実感します。
2階にいる恐竜「バリオニクス」が動いて吼えて、びっくり!

カブトガニ博物館 ④グッズも必見

受付ではグッズが販売されていました。
カブトガニのシルエットがかわいいマスキングテープ(税込200円)は、2020年1月4日から販売が開始されたばかりなのだそうです。レア感がたまらず、購入しました。

笠岡とカブトガニ

笠岡の海は、干潟が少なくなったり、海水の汚染が進むにつれ、カブトガニがほとんどいなくなってしまったという過去があります。研究家や市民らの声により、カブトガニの研究・保護運動が、昭和初期から盛んに行われてきました。その歴史の延長線上に、カブトガニ博物館があります。
写真はカブトガニ繁殖地(神島水道)に面した道路で見つけた看板で、カブトガニの保護を呼び掛けています。
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