知ってる!?
悠久の時が流れる石の島
<笠岡市>~海を越え、日本の礎を築いた
せとうち備讃諸島~
これは、石の島のおはなし。
むかしから、瀬戸内備讃諸島の花崗岩(かこうがん)と石切り技術は、長きにわたり日本の建築文化を支えてきたんだそうな。
日本の近代化を象徴する日本銀行本店本館などの西洋建築や、近世城郭の代表である大坂城の石垣など、日本の象徴となる建造物が、ここから切り出された石で築かれているんだと。
島々には、400年に渡って巨石を切り、加工し、海を通じて運び、石と共に生きてきた人たちの貴重な産業文化が息づいている。
世紀を越えて石を切り出した丁場は独特の壮観な風景をつくり、船を操り巨石を運んだ民は、富と迷路のような集落を遺したんだと。
今もなお、石にまつわる信仰や生活文化、芸能が伝えられているんだそうな。
- 北木石の丁場(石切りの渓谷展望台)
- 名勝白石島(白石島廻漕店に隣接する石碑)
- 真鍋家住宅